この夏、健全な姿で阿波踊りが開催されることを願う。
今年の夏、風物詩の徳島「阿波踊り」開催が窮地に・・・
「阿波踊り」を主催する公益社団法人「徳島市観光協会」を
債権者の徳島市が徳島地裁に破産手続きの申請をした・・・
負債額は4億3600万円。(毎日)
阿波踊りといえば、徳島市の看板。それにメスを入れたのです。
市の決断、止むにやまれる事情が背景にあることが想像されます。
有識者による調査団を設置・・・会計の裏付け書類がないなど、
不適正な処理が判明したのが、決断の理由だが・・・
阿波踊りの運営、主催は観光協会だけではない。
徳島のメディア界のドン。徳島新聞社との共催。
調査団は「徳島新聞社との協力体制にも懸念がある。
赤字を解消しつつ事業の継続は困難」と結論づけている。
市は代理弁済せず、金融機関から3億8千万円の債権譲渡を受け、
債権者として、地裁に破産手続きを行った。相当な覚悟です。
観光協会です。地方のボスのお手盛り、どこもそうです。
それと、地方新聞とが手を組み、伝統文化を食い物にする・・
腐敗の構図が見えませんか。
協会側は、雨天時チケット払い戻しなど。赤字要因が重なったと弁明しています。
そして、協会長は公務員職権乱用罪、強要未遂罪で市長を徳島地検に
告訴、告発・・しています。随分無理筋の告発。地検が受理するのかどうか。
さて、当事者である徳島新聞社は、この事態にどう対処するのか。
そもそも、市長は系列放送局のアナウンサー出身、当選にバックアップしたとも。
その市長が、意趣返しの格好です。黙ってはいないのでは・・・
新聞命の私。阿波踊りの共催である以上は、徳島新聞社の責任は逃れられない。
負債額を新聞社が補填すべきです。そして、トップは直ちに辞職すべきです。
新聞の恥です。それが責任の取り方でしょう。
そして、新聞社としての矜持を持って、観光協会の癒着や腐敗、
新聞社の犯した罪などすべてを世間に晒し襟を正すべきです。
それが新聞というモノです。市民、読者を舐めてはいけない。
でないと、不買運動が起こるやも知れない。
この夏、健全な姿で阿波踊りが開催されることを願う。Goto
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