スタミナ付けて。

日本うなぎ・・魚道にブラシ、遡上を助ける・・・
さすがに梅雨。蒸し暑く・・・しとしと降る雨に・・
気も滅入りがちではありませんか。雨が降るからこの国は豊かなんです。
雨に感謝こそすれ、怒ってはいけません。
私は、こんな時期こそ、栄養分のある食事を摂り、元気を付け、
雨中に飛び出そうと思っています。「おう、こんな雨の中、よく来たねぇ」なんて、
お客様の笑顔に接すると俄然嬉しくなります。
栄養のあるスタミナ料理といえば・・・最近は高価で手がでないのですが、
やっぱり、うなぎでしょう。蒲焼は食欲をそそりますし、実に美味い。
どうしてもカレーライスと同じでご飯を飲み込んでしまうので、
胃にモタれますが、よく噛んでじっくりいただけば、翌日は元気モリモリです。
佐賀新聞発の全国ニュース・・・珍しい記事が話題になりました。
「ほんとうかいな?」と疑問符をつけているのですが。
グリーンピースジャパンという団体の調査だそうです。
大手小売業者のうなぎ販売。その実態は、捌き切れず賞味期限切れで廃棄する量が、
確認できただけでも2.7トンになるそうです。(年間なんでしょうね)
更に日本うなぎと称しているが、アメリカウナギも大量に出回っているそうで、
稚魚のシラスウナギの漁獲から販売までの流通実態が極めて不透明、
問題が多く、販売や消費の見直しが急務だと・・指摘している・・
この調査の意図がよくわかりませんが、日本うなぎが絶滅危惧種に指定されているので、
保護せよ、うなぎを食べるな・・・と言っているのだろうが。
うなぎ販売の絶対量がわからないから2.7トンの廃棄が多いのか少ないのかは
わからないが、うなぎ好きの肌感覚からすれば、原価が高騰している素材、
生き馬の目を抜く業界、小売業者が、安易に廃棄するとはとても思えない。
この調査には恣意的な意図があるのではと思える。
鯨でもそうだが、うなぎを食するのは、蒲焼の匂いも含め日本の文化。
とやかく言われる筋合いはない。時代は違う。関係者は絶滅しては元も子もないない。
愛知県の話しだが、日本うなぎを絶滅危惧種から救おうと、
川の堰堤などに設けられた魚道を登るのが苦手な日本うなぎを助けようと、
特注の支援ブラシが開発され、名古屋市内を流れる庄内川の魚道に設置された。
護岸工事は災害から守る国力です。護岸が整備されればされるほど、
うなぎが遡上し難くなる。その対策が川にブラシ・・・日本人の叡智です。
梅雨が空ければ、猛暑の夏、負けてはいられない。
うなぎが我々の口に入るリーズナブルな価格になれと願いながら・・
雨にも負けず、今日も元気でがんばるぞ。Goto

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