天下の朝日新聞よ、なぜ、この問題に言及しない?
先日叱られました。何をかと申しますと、
新聞命・・・といいながら、新聞の正義、公平、公正を貫き、
弱者の立場に立ち、鋭く権力を監視する日本唯一の言論の府である
朝日新聞を批判し過ぎではないかと・・・
自己弁護するつもりはありませんが。
私は朝日新聞で育った「左翼」(オールドですが)を自認していました。
でも、昨今の朝日には取り分け政治面で、とても、次世代をリードする思想性も、
方向性も皆無です。ましてや、社会的弱者の立場に立っているとも思えません。
国会が7月22日まで1ヶ月以上延長されました。
朝日は延長に反対です。ですから、論調は・・通常国会は150日と
国会法で定められているのに・・・「問われる延長」との記事を掲載・・
なぜ延長するのかと・・疑問を呈する。
率直に思うのです。民主政治です。国会は唯一の議論の場です。
その議論の場を延長することになぜ、反対するのか、その理由がわかりません。
朝日的には、モリカケ問題をはぐらかす安倍首相を追求するなら、
国会を閉じてはならないでしょう。カジノ法案、衆院は通過しましたが、
参院で徹底的に議論し廃案にせねばならないのではないでしょうか。
働き方改革も高度プロフェッショナル制度を労働者保護の立場から
認められないのですから、議論して、根拠を崩さねばならないのではないでしょうか。
そんな議論は一切せずに、時間切れ、廃案に持ち込むのを由とする
野党の尻馬に乗るとは、私がこれぞ朝日と思っていた頃からすれば、
全く、朝日に期待できない。批判のための批判をする一部野党の機関紙に
成り下がってしまったのではと言わねばなりません。
この国会延長ですが。自民党の狙いは、一つです。
参院の定数を6議席増やすことにあります。
朝日はなぜだかそのことに一切触れません。不思議です。
野党では身を切る覚悟があってこそ政治不信を払拭し、
信頼を勝ち得、真っ当な政治ができると国民民主党が反対しています。
日経ですら、「参院定数6増、にじむ身びいき」国民に理解されるのかと、
問いかけているのに・・・朝日は沈黙を守っている。
なぜなのか。日経によると、自民党は、「島根、鳥取」と「高知・徳島」
合区に対して名簿への記載者を当選圏内に優遇する「特定枠」を設けて、
解消するのが狙い。それはそれで一理ある。
でもです。共同通信の世論調査では60%以上がこの参院、公選法改正案に
反対しているのです。朝日が反対の論陣を張らないのは如何にも解せない。
うがった見方をすれば、朝日が支持する野党にとって、
議席増になる改正案だとの声も頷けないわけではない。
朝日新聞よ。どうした・・・・Goto
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