本格化

地域の総力を結集して観光産業の振興に取り組む時ではないか。
観光立国を目指す日本。本格化してきましたね。
5月に日本を訪れた外国人の旅行者、その数は267万人。
5月としては過去最高を記録したと観光庁が発表。
アジアと日本を結ぶLCC(格安航空会社)の路線が増えたことが数字を押し上げた。
国別では中国が29.3%増の64万8600人で最も多く、韓国が14.6%増の64万400人。
台湾が8.0%増の44万100人でこの三ヶ国で全体の67%を占めている。
欧米や豪州からの訪日客も前年同月比では10%を超える高い伸びとなった。
観光庁が企画する欧米や豪州での誘客キャンペーンが功を奏した。
東南アジアの成長率も著しく、観光産業の伸び代はまだまだこれから・・
政府が2020年までには4000万人とする誘客目標も視野に入ったのではないか。
バブル崩壊以降、自動車以外際立った産業が育っていない現状だが、
観光ほど急激な成長を遂げている産業はない。
地方も思い付きの施策ではなく、訪れた人たちが「なるほど」と思う
本物の「半端ない観光」をしてもらう必要があるのではないか。
中途半端でおざなりでは、地方まで足を運んでくれない。
この地方では、さらなる誘致をと、愛知県は名古屋港に大型のクルーズ船が
寄港できるよう拡張工事が始まり、空からだけでなく海からの誘致も本格化している。
ここは知恵の出しどころ。マーケティング能力のある広告会社の出番だ。
JLAA(一般社団法人・日本地域広告会社協会)では、
観光マーケティングの実務責任者を養成する講座を開設、
地方で観光産業をリードできる人材の育成に力を入れている。
地方に元気がないと嘆く人が多い。悲観していても何も生まれない。
政府とは言わないが、この国が指し示している方向として、
二千有余年営々と築きあげてきたこの国の民族文化や資源、
そして四季のある美しい自然が財産として活用できる・・それが観光産業です。
私は観光産業の振興こそが、地方を救う一つの道であると思っています。
以前は観光よりもモノづくりこそが日本を導く産業だと思っていました。
今もそう思っていますが、でも、観光産業は侮れない。
であれば、地域の力を結集して観光産業の振興に
本格的に取り組むべきだと思っています。
それが地域に根差した我々JLAAに加盟する広告会社の役割だから・・・Goto

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