W杯ウラ話

お産に立ち会うくらい家族が大切なら・・・離婚するなよ。
お暑うございます。
美談なのか。それとも時代なのか。いやこんな程度なのか?
おっさんには理解しがたいので、諸氏に判断を仰ぎたい。
日本列島を襲う熱中症の話ではない。
世界を熱中させ、フランスが優勝して閉幕したW杯のウラ話である。
私がこれぞコラム二ストと尊敬する毎日新聞の論説委員、
福本容子氏が書く夕刊、特集ワイド・・「ウラから目線」のコラム・・・・
サッカー選手なら誰もが憧れるのが・・・プロチームの選手になること。
そして、その国を背負う代表チーム入りですね。
代表入りしたら、次なる目標は4年に一度開催されるW杯の本戦出場。
そして・・・W杯優勝ですね。そのために血の滲むような努力を日々重ねる。
サッカーは世界で最も競技人口の多いスポーツです。大半が国技になっています。
国の代表に選ばれ、W杯に出場できれば、サッカー選手としては大成。
それで、生涯生きていけるほどです。ましてや、ゴールでも決めれば
富と名声を手に入れ「半端ない」人生が待っています。
他国に比べればまだまだの日本ですが、世界は凄い・・・
そんな・・・折角のW杯代表に選ばれたのに・・
試合よりも大事だとチームから離れた選手が3人います。
一人目、デンマーク代表のヨスナ・クヌセン選手(25)・・
妻の初めての出産が予定よりも3週間早まり・・・
代表チームがロシアに到着した翌日、帝王切開。母子とも健康というが、
早く会いたいのではと思ったチームメイトたち。
金を出し合い、一時帰国用のプライベートジエットを用意。
スマホで会話も映像も見られる時代だが・・妻を抱きしめ我が子に触れたいと。
さすがに家族愛溢れる欧州・・
二人目は・・・スイス代表チームのブレール・エンボロ選手(21)・…
5歳の時、母親と共に祖国カメルーンを離れ母親とスイスへ。
「スイス代表チームが僕の全て」と言うが・・・w杯決勝トーナメント進出を決め・・
終わるやいなやスイスへ帰国。理由は妻の出産。空港から病院に直行お産に立ち会う。
トンボ帰りでスェーデン戦に・・・なんとか間に合ったが・・・結果は?
3人目は、イングランド代表のファビアン・デフル選手。28歳、始めてのW杯出場・・
だが、「家族が一番」と長女、次女と一緒に妻の出産に立ち会うため戦線離脱。
妻はキャリアウーマンだし3人目の子・・・英国メディアでは賛否両論が。
この家族愛に溢れる3人・・・
日本ならどうでしょうか。長友佑都選手が妻の出産のため、決勝トーナメントを辞退
日本に帰国したら。えっ・・・日本の場合は「奥さんが母親も姉妹も付いているから
あなたは後顧の憂いなく存分に。怪我はしないでね」なんて呼び戻すことはない。
と思うのですが。(私が古いですかねぇ)
まず、W杯を放棄して出産に帰国することは時代が変わってもないのでは・・・
ところ変われば考え方も変わるもの、いや、欧米は夫婦の愛情、家族愛の強さが、
東洋の端っぽの日本とは違うのですねぇ・・・・
福本さんは・・・欧州でもちょっと前は「家族を顧みず」が断然カッコ良かったのだが、
かけがえのない仕事をすることと家族を大事にすることは二者択一ではない。
そうさせてはいけない。世界の頂点を目指す男たち新しい横顔に勇気づけられW杯だったと・・
鼻を鳴らすが・・・・
欧州の離婚率は世界で際立って高い。デンマークは60%以上。
スイスも順位は20位以内、イングランドも同様です。日本はその半分以下です。
折角、W杯に選ばれたのに、病院で管理されて産まれる子のために・・・
補欠、あるいは惜しくも選に漏れた人のことは無視して・・・それで良いのかと思うのだが。
私の願いです。この立派な3人です。離婚など絶対ないと思いますが、
離婚が日常化しいる欧州の国々です。子どもためにW杯離脱・・・
子どもと離婚は別だと言わないこと願う。諸氏はどう思われますか。Goto

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