電車で寝ちゃって乗り過ごしなんて、日常茶飯事ですよ。
私が年を取ったからなのでしょうか。
それとも、書いてる人の筆が間尺に合わないと思うからなのでしょうか。
でも、読売の「編集手帳」には、「なるほど」と思うのですから……
私の感性がボケたのではないと思うのですが。
天下の朝日新聞「天声人語」がこんな駄文を掲載するなんて、
朝日の購読半世紀で初めてではないかと首を傾げています。
忘年会シーズン。飲み過ぎて、電車でコックリ、コックリ……
ふと目が覚めると、降車駅はとうの昔に通過……ハッと気がつき
停車駅で飛び降りる。こんな経験は誰にも。(誰にもないですよ)
この季節、駅で頭を抱える客に救いの手が。
西東京バス、師走の金曜に限って、終点のJR高尾駅から
八王子駅まで「寝過ごしお客様用」臨時バスを運行する。
「寝過し……終電過ぎて帰宅できず困り果てた社員の提案で実現した」と。
料金は普段の3倍。多い夜は30人が乗り込むとか。(火事場泥棒のようですね)
ほぼ全員が走りだすと、また、ぐっすりですって。なんとも哀れなオーバードリンクです。
酔っての乗り越し、首都圏で働く人の6割以上が「経験あり」で、
5人に1人は「終点まで」……予定外の出費で「後悔先に立たず」と
せっかくの忘年会が寂しい結末に………だいたいこんな内容。
愚にも付かない12月12日の「603文字」です。
10日に臨時国会が閉幕、数の論理が「入管法」の改正を強引に通過させた。
「天声人語」氏は、外国人労働者の受け入れを、賛成なのか、反対なのか。
移民問題をどう捉えているのか、国の根幹に関わるこの問題をなぜ避ける。
電車の乗り過ごしなんて、忘年会じゃなくても、日常的に起こっている。
12日に触れるテーマじゃないと思うのだが。昔の「天声人語」氏はとは言うまい。
所詮は都会のインテリぶっている人たちが記事を書く新聞なんですね。
我が社では、毎朝、全社員が自らの研鑽と今の社会を知るべく
「天声人語」を書写しています。
まともな内容を掲載して下さいよ。お願いします。Goto
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