年の瀬です。一年を振り返り反省する時期ですが。
日経新聞に「新社会人応援講座」というコーナーがある。
月に一度、水曜日に掲載される特集です。
先の記事。人生で味わう「壁」について、偉人たちどう乗り越えたかが取り上げられた。
けだし名言だから紹介しよう。誰だかわかると………なるほどと思う。
前向き志向。「私は今までに一度も失敗したことがない。電球が光らないという
発見を2万回も成し遂げたのだ」「必要は発明の母」というが、
「諦めないことが発明を生みだす」トーマス・エジソンである。
「失敗も発見のうち」では南北戦争で勝利し、奴隷解放を実現した
米大統領アブラハム・リンカーンも「成功とは情熱を失わずに失敗を重ね続けること」と
挫折を乗り越えた心理を述べている。
失敗ではないが、度重なる敗北から立ち上がった政治家では、
英首相のウィンストン・チャーチル。選挙で4度の落選、45年の総選挙で敗れ、
第2次世界大戦の終戦は野党党首で迎えた。トルコとの「カリポリの戦い」は
敗北。海相を罷免され、首相就任後も太平洋戦争で苦戦の連続、
「悲観主義者はあらゆる機会の中に困難を見いだす。
楽観主義者はあらゆる困難の中に機会を見いだす」と国民を鼓舞し続け、
ユーモアを忘れない楽観主義が彼を救った。
彼のその強い諦めない精神がEU離脱で喘ぐ英国を強靭な意思で、
牽引するメイ首相が引き継いでいる英国指導者の伝統かもしれない。
年末、一年の締めくくりです。反省や総括をする時期だが、そんなことはしない方が良い。
「人は見えるものより、見えないものに思い悩む」(ユリウス・カエサル)
「チャレンジした失敗を恐れるよりも何もしないことを恐れろ」(本田宗一郎)
「やったことは失敗しても20年後には笑いになる。
やらなかったことは20年後に後悔する」(マーク・トウェイン)
「済んだことは笑い飛ばせ、失敗や過ちにくよくよするな。全てを認め、許容せよ」(私)
今年も超えられぬ「壁」に阻まれ跳ね返された。でも明日も又逃げず
チャレンジすれば、強くなって、いつの日にか必ず「壁」は乗り越えられる。
「弱いものは許すことができない。許すことができるのは強いものの証だ」
(インド独立の父マハトマ・ガンジー)、来年こそはすべてを許せる強さを持ちたいものだ。Goto

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