冬の香

梅一輪、一輪ほどの暖かさ。大寒に負けてたまるか。
誰でも寒いのは嫌や。ましてや寒冷地、雪国では、寒さと雪との戦いの日々。
今にも雪が舞いそうなどんよりと曇った空を見上げ、
ため息をついておられることと存じます。心よりお見舞い申し上げます。
ご報告です。その激寒の地、日本一冬が厳しいといわれる北海道、道央地区、
その中心地が旭川市です。このほど、その旭川市でハッピーメディア・
地域みっちゃく生活情報誌「ぶりっじくらぶ」(旭川市、東川・東神楽・5万部)を
厳冬を突いて創刊、雪を踏みしめ「春の香」を各家庭にお届けできました。
おかげ様で大好評を頂いています。
関係各位のご尽力に改めて感謝申し上げます。
旭川を元気にするために不可欠な地域みっちゃく生活情報誌
「ぶりっじくらぶ」を作って参ります。ご期待下さい。
日本列島、節分までのこの時季が大寒です。
旭川の仲間には叱られそうですが、私も寒いのが苦手です。
でも、寒中にも拘わらず凛とした姿を失わぬ花や植物を「友」にたとえた
中国の文人に学び、大寒に立ち向かって見たいと思います。
「歳寒三友」(さいかんのさんゆう)、厳寒期にも緑を保つ松と竹。
そして、百花を先駆け花を咲かせる梅。松竹梅のことです。
寒さに耐えて生き抜く。縁起の良い木です。
「雪中四友」(せっちゅうしゆう)、雪中でも花を咲かせる「玉梅」(ぎょくばい)
「蠟梅」(ろうばい」と水仙、山茶(ツバキの別名)のことです。
「いずれも厳寒を冒(おか)して開き、香気馥郁(ふくいく)なるもの」(毎日余禄から)と
愛されてきました。
寒中の香気に魅了されるとは、粋な人たちですね。
さすがに中国の文人と申して良いのでしょうか。
ツバキの花には香りがなく、放香があるのは日本名の山茶花だそうです。
毎朝のウォーキングで通う道に、紅の山茶花が満開です。
香気なんて感じたことがなかったのですが、今日は意識してみようかね。
冬の香りといえば、「雪中花」といわれる水仙もロウバイも爽やか香りが天然香料になるとか。
でも冬の香り真打ちはやはり気品のある「梅」の芳香かな。
梅一輪、一輪ほどの暖かさ。
明日は立春大吉、旭川の春はまだ遠いですが……
インフルエンザが流行っています注意して下さい。
もうひと息です。Goto
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