おんさい(岐阜弁でお越しください)

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で「はやぶさ2」の実物大模型をご覧になりませんか。
若い人が現実的になった。夢とか理想とか追わなくなって、
今日が良ければそれで良い。あるいは、未来など今の延長でしかないと言い。
どんどん刹那主義になっているのが気になります。
2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」……目的は地球から2億8千万キロ
離れた小惑星「リュウグウ」に行って「岩石や砂」を持ち帰ってこいというもの。
我々のような凡人には宇宙の彼方に行くなんて想像だにできない。
「月は愛でるもの」であり「星の輝きは憧れるもの」ですが……
科学者たちにとっては、研究対象であり、ワクワクする冒険です。
「リュウグウ」なんていう惑星は大宇宙の中で僅か直径が900メートルほどの
小さな惑星です。そこへ行って見ようなんて発想に私は限りない畏敬の念を抱きます。
子供達に、いや、全ての人たちに「大空への憧憬、大宇宙への夢」を持って欲しい。
日本人よ「小さく固まるな」子供達よ「大空に羽ばたこう」そんな願いを込め……
全国でも屈指の「航空都市・岐阜県各務原市」に誕生したのが……
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」(愛称・宇宙博・そらはく)です。
……戦前、各務原市の川崎航空機で作られた「戦闘機ゼロ戦」を始め、
34機の航空機が展示され(いずれも本物です)ています。
昨年のオープン以来40万人が押し掛け大盛況。壮観な飛行機に子供も大人も
目を輝かす様……若い人が現実的になったなんて……何かの間違いではと思えます。
「宇宙博・そらはく」は二つのゾーンに分かれ、もう一つのゾーンは宇宙への誘い。
実物大の宇宙を旅するロケットや、月の石などが展示してあります。
その一つに「はやぶさ2」の実物大模型とともに、最新の活動状況が紹介されています。
宇宙航空開発研究機構は「はやぶさ2」が2/21に「リュウグウ」に着陸。
ミッションである「石や砂の採取」に成功したと発表。(世界で2例目)
日本中が快挙に沸いた。今年の末に惑星を離れ、2020年末に帰還予定だそうだが、
太陽系天体への往復探査技術の確実性を日本が証明することになる。
持ち帰ったサンプルを解明すれば、太陽系の誕生の秘密や、生命誕生の
真相も明らかになるかも知れない。ワクワクを通り越し、ゾクゾクしませんか。
で、です。「かかみがはら・航空宇宙博物館」で開設1周年記念のイベントが
3月21日から開催されます。宇宙飛行士の山崎直子さん、毛利衛さん、油井亀美也さんの
3名が次々に来場、「宇宙への夢を駆り立ててくれる」(写真参照)楽しみですね。
いきなりですが。国会での審議、厚労省の統計の正当性だとか、
トランプさんにノーベル平和賞の推薦状を書いたのはおかしいとか…
予算の審議をせねばならないのに、なんとも、こまごましたことばかりを審議しています。
私は思うのです。
国会議員のみなさん、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に
「おんさい(岐阜弁でお越しください)」そして、はやぶさ2の実物大模型をご覧になり、
大宇宙への夢を科学者たちが如何に実現しようとしているのかを、
その目で見て、その頭で感じてもらえませんか。
壮大な大宇宙を学んでいただたいと思います。
国をリードする政治家たちが夢や理想を語れば、若者たちも現実主義、
刹那主義から脱却できると「はやぶさ2」に学んでいます。。Goto
20190228173913_00001%20%28724x1024%29.jpg 20190228173913_00002%20%281024x724%29.jpg

コメント