Deep Insight

日経新聞の4月紙面刷新、Opinion ページに期待です。
知的好奇心に応える深みのある紙面をお届けします。
紙のみならず、ビジュアルやデジタルと連動したコンテンツを展開します。
朝刊紙面を「より深く、よりスマートに」をキーワードに刷新します。
新年度からの「新紙面」に賭ける日経新聞の思いです。
みなさんはどうか私にはわかりませんが、日経は2015年、11/30英国の
経済紙ファイナンシャルタイムズ「FT」を買収してから紙面が充実した気がします。
取分け、Opinionのページに掲載されるDeep lnsight(火曜)。日経のコメンテーターが
執筆しているのですから、FTとは関係ないのですが、毎回読み応えがあります。
また、これもFTではないのですが、The Economist欄(英国エコノミスト誌の記事を翻訳
水曜付・掲載)も勉強になります。
もちろん、「ピンクペーパー」(FTの新聞紙の色がサーモンピンクなのでそう呼ばれています)
からの記事(水曜)も実に面白い、取分けEU離脱で混迷を深める英国事情の分析は
当事国の新聞です。経済のみならず庶民感情、政治的には「民主主義」の立場からも
良くわかる。ひょっとしたら、ホンダの英国工場撤退もFT経由の日経情報からかも知れない。
刷新される紙面で最も期待するのは、Opinionの更なる深掘りですね。
木曜2ページ増設。土曜も新たに1ページ掲載になるそうです。
Deep Insight とFT翻訳記事が週3回に増えるのは嬉しいですね。
有力エコノミストが寄稿する「エコノミスト視点」(金曜)は経済の現状を
ズバリ切り取りためになります。土曜に新たに「Asiaを読む」が新設、どんな切り口で
書かれるのか、このコーナーも楽しみです。
4月は新聞社の紙面刷新の時期です。各紙とも「読まれる新聞」づくりに腐心するのですが、
「より深く、よりスマート」にをキーワードに読んで学ぶ、
それも深くの日経には期待できますね。
因みにですが、一般のニュースを新聞から求める時代ではなくなりました。
新聞から学ぶのはニュースの「深層」ではないか思います。
日経の紙面刷新、取分けOpinionのページを楽しみにします。Goto

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