解散風が吹いて……

「勝てる状況が整ってきた?」……G20後に解散、衆参ダブル選挙でしょうかねぇ。
なかなかまとまらないのではと思われていた、参院選、一人区の野党統一候補。
32選挙区で、25区が一本化されたようです。(残りも解決しそう)
となりますと、長期政権であるが故の「あき」とか「マンネリ」批判票が
選挙に影響を与える公算が強くなります。
日本人って、意外と「飽きっぽい」ですからねぇ。
統一地方選で明らかなように、政治に関心ある国民の数は……
投票率が示すように、ほんとうに減っています。だからでしょうか、政権中枢に危機感が。
「今が良ければいいじゃないか」「誰がなろうと変わりはしない」
「ものが言いたければSNSでつぶやきゃ良い」それで不満解消できる……
何んて思っている人が増えたのでしょうねぇ。何とも平和な、いや、平和ボケした日本ですが。
「国民は寝ててくれればよい」と発言、首相の座を棒に振った人もいますが、
「令和」の祝いムードで、政権支持率も上がっていることです。
政権の選挙戦略はシンプルです。「勝てる状況であるかどうか」です。
参院選で野党間の選挙協力が進んだ状況、この危機には衆院選と合わせる
「ダブル選挙」が最も「勝てる状況」をつくることになるのではないか。そんな風が……
問題は大義名分です。日中貿易戦争が日本経済に大きな影を落とし始めました。
10月の消費増税、再延期をせざる得ないのでを……大義にすれば……
借金財政の容認、亡国論ですが、国民の大多数が増税に賛成しない。
慎重派の菅官房長官、今国会に「野党が不信任案」を出せば、「解散が大義に」と
解散に言及した。
どの角度から見ても、大阪でのG20成功を引っさげ、良好な国際関係の継続には
「安倍首相」に任せる方が……そんなムードも演出して、ダブル選挙濃厚です。
この夏は「猛暑を超えて、酷暑の夏」ってことになるでしょうね。Goto

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