コンビニの不文律など時代とともに変わっていいのでは………
いったい何が問題なんだだろうか。
コンビニ大手三社が食品ロスの削減に取り組むことが………
食品ロスは、国家的課題です。年間約540万トンの食品が捨てられています。
考えてみて下さい。世界人口70億人。そのうちの半数近くが飢餓に苦しんでいるのです。
貧困国で、何か美味しいモノはありますか。なんて言ったら、叱られますよ。
「食べること」は生きること、美味いとか不味いとか、何を寝ぼけたことをと。
味覚なんて、口の中だけの話です。体内に入れば、栄養素になって、
エネルギーの源になるかどうかが「食物」です。
それが、この愚かな国は、まだ食べれるにも関わらず、賞味期限が切れたと言って、
平気で捨てるのです。その中心がコンビニの期限切れ商品の廃棄処分です。
それを、解消しようと大手コンビニが取り組むこと、それがコンビニビジネスの
曲がり角だとか、転換期になるのでしょうか。
食品を扱うのは、農水省なのでしょうか、それとも健康問題だから厚労省なのでしょうか。
消費期限は「安全に食べられる期限」
賞味期限は「品質が変わらず美味しく食べられる期限」です。
私に言わせれば、品質が変わっても安全に食べれれば、何が問題なのでしょうか。
「美味しく食べる」かどうかは、それこそ人によって様々な味覚の問題です。
たいした問題ではありません。両省で知恵を出して、食品ロスを最小限にするように
対策を立てるべきではないでしょうか。食品メーカーを目の敵にして、
何かと基準を設け、締め付けることの方が、問題です。(政府は動き出しましたが)
コンビニで言えば「恵方巻き」を大量処分したという最悪の食品ロス事件がありました。
期日が終わったからと、まだ食べれるのに、捨てる。報道を見て胸が痛くなったのは、
国民すべてじゃなかったでしょうか。あれを、価格を下げて、半分でも
消費者の口に入ったらと思うと、何とも、腹立たしい思いでした。
コンビニの不文律は、定価販売です。
まだ、食べられるにもかかわらず、賞味期限が来たら、値引きをすることもなく捨てる……
毎日、毎日そんな愚かなことを。それをやめて、値引きしてでも売れるだけ売ってしまう。
スーパーなら、やっています。やりゃいいじゃないですか、不文律を変えるだけです。
24時間営業も不文律。どれだけFCのオーナーが過重労働になろうと、
ひたすら24時間営業を死守する。そんな不文律も変えればいいじゃないですか。
それが、コンビニの危機に繋がるのですか。それが、ビジネスモデルの崩壊になるのですか。
そもそも、セブンイレブンって、7時から23時までのことでしょ。
それこそ効率の問題です。
民間企業なのですから、効率が悪い店は深夜営業をやめる。当然なことです。
でも、同業他店が24時間やるから、やらねばならない。なんて、考えることが、
そもそも、ビジネスモデルの限界ではないですか。
全国で6万店、飽和状態であることは明らかです。
であれば、食品ロスだけではありません。消費者にとって必要なコンビニは
生き残ります。そうでない効率経営だけを考えるコンビニはそれこそ「ロス」されるでしょう。
考えてみて下さい。コンビニ誕生は町の八百屋さんを壊滅させました。
雑貨屋さんも無くしました。そして、スーパーも寡占化させました。
資本主義です。それは致し方ありません。
今や、コンビニは無人で販売する場になろうとしています。
食品のみならず、すべての商品が、ロスにならぬよう管理され、
価格においても需要と供給のバランスを置いて価格が管理させるようなります。
コンビニ自体が、変わらねばならない時代に入りました。
何を剥きになって、不文律だと抵抗しているのでしょうか。Goto
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