新聞、雑誌など500媒体が読めるサイトもあります。
新聞を読み比べることが、社会を深く知る上では重要です。
特に政治や経済は一紙だけでは情報が偏る場合がありますから。
そんな言い回しで「数紙の新聞を読む必要性」を訴えているのはジャーナリストの池上彰さん。
文科省の検定に合格した2020年度から使用する小学校の教科書。
16社164点(305冊)の内、36点が「NIE」(教育に新聞を)教育に関する記述が掲載されました。
新しい学習要綱の考え方を反映した結果です。
新聞は社会への窓です。学校の授業と社会をつなぐ上でも、新聞を教育に使うことは
非常に有効です。積年に渡り「NIE活動」を推奨してきた関係者の努力が実りました。
取分け、新聞協会が文科省に働き掛けたり、各新聞社が学校現場に記者を派遣、
授業を受け持ったりした成果です。
新聞を購読しない家庭が増えました。新聞の危機です。
新聞の役割や価値を知らしめる唯一の方法は、新聞を子供たちに親しませることであり、
現実に新聞が如何に大切な情報源であるか認知させることです。
どんな風に教科書で「NIE」が記述されているのかみてみましょうか。
5年生、国語「桐生祥秀選手が百メートルを9秒台で走ったことを伝える二つの
新聞記事を並べ「どんな違いがあるか、また、どうして違うかを考えさせる」
光村図書担当者「まずは新聞を知って欲しい。説明的文書などの連続テキストと
図や表などの非連続型テキストを組み合わせて必要な情報を読み取る力、
着眼点が違うことに気付く力を育てたい」……まさに新聞の力です。
社会、6年生、政治を学ぶ単元で新聞が登場。政治に関して気になった記事を探して
発表する内容。(学校図書)、理科や算数、保健にも新聞が登場、5年算数、祭りなどの
来場者数を数える記事の写真を掲載、来場者数の数え方を紹介する。
小学校での新聞活用は「情報活用能力」の育成の一環として位置付けされ、
「情報活用能力の育成を図るため、各種の統計資料や教育機器などの
教材、教具の適切な活用を図ること」にあります。
小学校から新聞を使っての教育が明確であれば、
新聞を読み比べることに抵抗はなく、社会知識を養うことができます。
そうそう、大人の話ですが、日経テレコンでは、新聞、雑誌など
500媒体からビジネスに必要な検索ができる読み比べサイトもあります。Goto
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