岐阜県児童虐待相談最多

全国各地の児童相談所の方々の頑張りに敬意を表したい。
昨年の10月から、岐阜県で発行する「ハッピーメディア・
地域みっちゃく生活情報誌」(12誌、74万部、岐阜県下世帯到達率91%)で
「児童虐待防止ぎふ」運動を実施しています。
虐待かなと思ったら「189番」(いちはやく)に直ぐ電話を。
岐阜県の全ての県民に「189」を認識してもらう。
そして、岐阜県から児童虐待をなくす。悲壮な決意で取り組んでいます。
(写真参照。2018.11月号から2019.7月号まで)
地域みっちゃく生活情報誌に掲載されている紙面です。
去年の全国児童虐待防止月間を皮切りに、
11月号では岐阜県下の全5ヶ所、児童相談所の所長が登場、
県下の児童虐待の実態と傾向、対策を話し合ってもらいました。
12月号からは「笑顔の親子写真を掲載」、「明日への贈り物」をテーマに。
児童相談センターの方が「子育てに悩む」お母さんにへのアドバイスを紹介。
2019.1月号ではネグレクト、育児放棄のお母さんが立ち直る姿を。
2月号、異国に籍を持つ母と子供の話を。「しつけ」と「暴力」
母子の間にはまり込んだ溝、子ども相談センターの人が渋る母親を説得、
児童擁護施設に入所した話が。
3月号では、覚えて頂きましたか189番。虐待しそう、今にも手を上げてしまいそう。
子どもの泣き声にイライライラ。そんなお母さん、189番に電話して相談に……
虐待かも。不自然なアザがあった。ひどく落ち着きがなく乱暴。子どもの悲鳴を聞いた。
いつもビクビクしている。そう思ったら迷わず「189番へ」
勇気を持って189。その一歩が親子を救う。そんな紙面で189番の認知を図りました。
4月号。家庭や子どもの状況を心配した知人からの189番への通告で、
女手一つで育ててくれた母親が病気で倒れ放置された男の子を施設で保護、
母子ともに立ち直った事例を紹介。
5月号。「何をしてもイヤとしか言わない」「子どもの泣き声が頭に響いて辛い」と
苦しむ妹。「このままじゃ叩いてしまう」それを聞いた姉が、189番に。
地元の児童相談センターの方が、親身に根気強く、本人や家族の相談に。
ひとりで何でも抱え込む性格を変えて、保育園に預け、健全な親子関係が。
6月号では、重い自閉症の息子と傷つけ合う毎日……「お前のせいで私は大変なの」
暴言を吐くことも。息子の叫び声と私の怒鳴り声が響き渡り、児童相談所に通告された。
児童相談センターの方「障害が重いのは誰のせいでもない。抱え込まないで、専門施設
に任せて療育を受けては」そんな言葉に決断。入所数ヶ月、息子との面会は穏やか。
連れて帰りたい気持ちが高ぶるほど。こんな穏やかになれたのは15年ぶりそんな紹介も。
7月号、友達を叩く子どもを見てついカッとなって。遠くから嫁ぎ、相談相手もいない。
夫は仕事が忙しい。そんな時、189番。相談員の方が一つひとつ親身になってくれ、
今では、子ども相談センターに通い明るい家庭に。そんな体験談が掲載。
岐阜県が2018年度の児童相談状況を発表しました。
県内5ヶ所の児童相談所対応件数は1405件。前年度比で28.3%増、過去最多に。
虐待防止は今や社会問題です。我が社が岐阜県で発行する地域みっちゃく生活情報誌の
「児童虐待防止」運動、189番啓発が、その後押しになったとは思いませんが。
少なくとも狙いは「189番」通告が増えることです。
その意味ではこの9ヶ月の取り組みが県民に浸透しているのではと信じています。
人は移ろいやすいものです。喉元過ぎれば熱さを忘れる。どこかで、
訴え続けなければ、直ぐに忘れてしまいます。
我が社では「児童虐待のない社会」を目指し、息長く末永く、決して諦めることなく、
岐阜県からスタートしましたが、順次全国31都道府県、930万部を通じ、
毎号、毎号、読者に訴えて参ります。
それが、我が社の存在意義であり、ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌の
役割と使命だからです。虐待だと思ったら189番。
児童相談所の方達の頑張りに私は、心から感謝したい。Goto
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2018.11月号
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2018.12月号         2019.1月号          2019.2月号
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2019.3月号         2019.4月号         2019.5月号
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2019.6月号         2019.7月号

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