グレナ・コレット女史

全英女子オープン優勝の渋野日向子プロにエールを贈ります。
ゴルフ仲間の会話です。「見た、見てた、ゾクゾクしたねぇ」
8月5日午前3時ごろの話です。全英女子オープンで若干ハタチの渋野日向子プロが
優勝した「5メートルのパット」を決めた瞬間のテレビ中継のことです。
「オマエの趣味は?」と聞かれれば「ゴルフです」と答える……ゴルフ好きの私です。
もちろん、私もカップインの瞬間を興奮して見ていました。
翌日のニュースは彼女のことで満載、ゴルフに興味のない方でも
如何に「偉業を成し遂げた」かが伝わる。フィーバーぶりです。
彼女のメジャー優勝を機に、私は大いに反省しました。
私のゴルフ暦は24歳からです。本来ならば、学生時代に……ゴルフをやったらどうかと、
親父殿が、ゴルフクラブを東京の下宿に送ってくれた時「やれば良かった」のですが、
「そんな贅沢なスポーツなどできるか」なんて粋がったものですから……
その後、親父殿が岐阜の片田舎でゴルフの練習場を開業………
そこの手伝い(球拾いですが)を生業と……そんなことからゴルフを始めました。
好条件でしたので、もう少し真面目にやれば、なんとかなったと自分では思っているのですが、
やはり、運動神経が鈍いせいでしょうか、中途半端なゴルファーのままで終わりそうです。
渋野さんの優勝のおかげでしょうか。
メディアがゴルフに関する様々なことを報じてくれます。
その中で、1930年前後、全米女子選手権で6回優勝した伝説のゴルファー
「グレナ・コレット女史」の名言をもっと早く学んでおけばと……
グレナさんのことはよく知りませんでしたが。
身も心も天使のような女性で勝っても奢らず、負けても卑下せず
一緒にプレーした全ての人が幸せな気分に浸れたと、同僚プロたちは異口同音に。
せっかくのゴルフです。カッカせず、そうありたかったですね。
こんな名言に赤面です。「プレー中やクラブハウスでは、絶対に大声を上げない。
教養ある人は絶対にそのようなことはしません」
言われて見れば、その通りですね。ショートパットを外し、大声を出すようではねぇ。
「自立心に乏しく、決断力に欠けた人物ほどプレーが遅いものです。
自分のことしか考えないエゴこそが他人から嫌われるスロープレーの原因です。
ゴルフでは他人を待たせてはいけません」
まるで、ビジネスの心得そのものです。
「肩から力が抜けて、ようやくゴルフ人生一人前」
そうですよねぇ。この歳になってもまだ、肩に力が入ったままです。
「自分が楽しみたいなら他の人にもゆっくり楽しませてあげなさい」
次へ次へと自分のペースではダメですねぇ。
他にもたくさんの名言を残していますが。最後に……
「ゴルファーの一番身近で最強の敵は、自分自身であることに直ぐに気づきます」
気づかないようなら、ゴルフなんてやってはいけない。
そうですよねぇ。己を知らずしてゴルフをやっていた私は、グレナ・コレット女史が
まだ、女性がゴルフをやる上で「差別が存在」していた頃に、
こんな名言を語ったことに反省と感動をしました。
渋野プロがグレナ・コレット女史のようなプロゴルファーに成長してくれたらと願い。
今後の活躍を祈ります。感動をありがとう。Goto

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