交通死亡事故撲滅

煽り運転事件、マスコミはもう少し深めた報道を。
マスコミが連日話題にするニュースは、国民の関心が高いからか?
それとも現場の記者たちが国民に関心を持たせたいからか?
はたまた、重要なニュースがないからか?
新聞命の私としては、「小さな扱い」の記事に、
これぞ関心を持って欲しいと思うものが多いのだが………そうはならないケースが多い。
多分、私の感性とマスコミ人とがずれているのでしょうね。
最近の話題で、マスコミが話題にして「煽って」いるのが、
「煽り運転」の問題です。なんともまぁー「自分さえ良ければ」「身勝手」を
ここまで露骨にする人も珍しいですが、考えてみますに、
車という乗り物が持つ、秘めたる側面ではないかとも考えられます。
虫も殺さぬようなお嬢さんが、仏様のような紳士が、
ひとたびハンドルを握ると、別人のようになります。
側面とは、凶暴性だとか、自己顕示欲だとか、
日頃表に出てこない人間の持つ醜い面です。
この人はその醜い面を包み込む「生き方」ができない、
人間の本性剥き出しで生きている人なんですね。
残念ですが、この性質は生涯治らないと思います。
せっかく、車と人間の問題がテーマになったニュースです。
この「身勝手な人」のうわべを撫で、面白おかしく批判するのではなく、
もう少し掘り下げた報道にならないでしょうか。
我が社では愛知県で発行するハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌
42誌、270万部で「サヨナラ16」という愛知県交通死亡事故ワーストからの
脱却キャンペーンを去年の8月から実施しています。
交通事故の80%は運転する人の「事故を起こさない」意識があれば、
防げると言われています。煽り運転をする人にその意識はありません。
車は自動運転という大きな変革期にあります。しかし、時間が掛かります。
煽り運転の話題がニュースになる今こそ、運転者の意識を変えるチャンスに
なればと願います。同時に自動運転の時代が一日も早く訪れんことを祈ります。Goto

コメント