How dare you(よくもそんなことができる)

日本は地球温暖化阻止に高齢者が立ち上がるべきではないでしょうか。
私はロータリーに入会して、30年以上になります。
先代が他界し新米経営者になって間もない頃です。
尊敬する先輩(5年前鬼籍に入られました)が、ロータリークラブへの勧誘に来られました。
「奉仕の精神」について、色々と伺い入会することに。
出席率の悪い不良会員ではありますが、まがりなりにも、今もメンバーです。
ロータリー入会、数年後に環境問題について奉仕活動をしようという
「環境委員会」なるものがあり、私はその委員会に配属となりました。
30年近く前なのに、今とまったく同じで「地球温暖化」「気候変動」に
どんな対処が必要かについての議論が盛んに行われ、「森林を守る」ために
どんなボランティア活動をすべきか。。省エネ対策をどう進めるかなどなど、
国際ロータリーの環境プログラムに学び、クラブでいくつかの提案をしたものです。
その時に、私はあることに気付きました。会員80数名のクラブですが、
60代以上の層に、環境問題が響かないのです。関心も興味もないのです。
これって、どういうことなのか。不思議でした。
先週、国連で「気候変動サミット」なる会議が開催されました。
日本から、環境大臣が参加。大臣の人気もあって国内では大きく報じられました。
取り分け注目されたのは、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(16歳)さんの
発言です。16歳、日本で言えば高校2年生です。
彼女は気候変動を加速させた「大人」たちとの世代間の不公平を正すための
「学校ストライキ」を昨年の夏から続いています。
彼女の主張はシンプルです。「地球温暖化が私たちの生存を脅かす重大な問題なら
どうして行動しないのでしょうか」とゴクゴク真っ当なことです。
彼女を世界の指導者が集う国連の総会に呼んだ「国連事務総長」に敬意を表したい。
その場に居た小泉環境大臣がどんな施策を講じるのか期待したい。
世界中の若者がグレタさんの行動に呼応していますが、日本ではその動きが少ない。残念です。
で、私は思うのです。若者たちに任せて良いのか。
ロータリーで60歳以上の会員が無関心であったのは、環境問題は遠い話、
自分とは関係ないと思っていたに違いない。でも、その当時とは違います。
超高齢化の日本です。高齢者が、次世代のために、温暖化阻止に行動を
起こさないでどうするか、です。それができるのが、日本の高齢者……いや、
古希を過ぎた団塊世代ではないかと、私は思います。
久々にデモでもストライキでも出掛けるぞ。
「How dare you」と周りの人にいわれようと。Goto

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