安倍首相の所信表明演説に思う。この国は「落ち着いた国」になったのでは。
私が保守的になったのかと、自分を疑いますが、
この国はとても落ち着いた国になったと………
第200回国会開会に当たっての「安倍首相の所信表明」演説の
全文を新聞で読んで感じました。
「落ち着いた国になった」理由は色々ありますが。
本命は「長期政権」ではないでしょうか。
「人間どんな姿になろうとも、人生をエンジョイできる」
先の参院選で「れいわ」から出馬当選した船後靖彦さんの言葉を引用、
「友人として当選を心からお祝い申し上げます」
「障害や難病のある方々が仕事でも地域でもいきいきと活躍できる場を
国政の場で、共に力を合せて参りましょう」と呼びかけました。野党議員にエール。
過去に時の首相が、野党議員の当選を祝し「ともに次の時代を切り開こう」と
演説したことはない。そのことこそ「落ち着いた国」の象徴ではないでしょうか。
長期政権が続くということは、取りも直さず「国民が認めている」からです。
私が所信表明で納得したのは。
1、「みんなちがって、みんないい」と、護送船団方式でこの国が発展した、
その過去の経験を根本から見直し「令和を多様性の時代」にしたいと語ったことです。
大いに納得です。
1、成長戦略に「農産品輸出拡大法」を制定、各国の輸入規制緩和に取り組み、
第一次産業を輸出の柱にしたことです。農業の生産性の向上、高品質化、IT化に
正面から取り組む姿勢は、今こそ重要です。
1、「働き方改革」を声高に強調しなかったことも、納得です。
高齢者の就労を70歳に引き上げる方針も超高齢化社会に重要施策です。
同時に、教育の無償化に踏み込んだのも、大いに納得です。
「人間は働くから人間です」高齢者が元気で働き、子供の教育費を稼ぐなんて、
「落ち着いた国」じゃないですか。
1、憲法についても「審査会」で議論を始めようとの呼び掛け。
大いに結構じゃないですか。改正派も護憲派も白日の下で堂々と議論し、
メディアが丁寧に報じれば「改正に懐疑的」な国々にも理解が深まります。
私の持論ですが、「何事もノーはよろしくない」まずは違う意見を受け入れてこそ
「みんながちがって、みんないい」ってことではないでしょうか。
「落ち着いた国」安倍首相の所信表明演説を是とします。Goto
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