近所のコンビニが閉店になりました。
毎朝のウォーキングコース途中にあるコンビニが閉店しました。
先月、突然、11月27日で閉店するとの「貼り紙」が。
「さもありなん」私の率直な感想です。
そこは、ウォーキング帰路にありますので、
時々、日課で飲む牛乳やヨーグルトを求めに立ち寄りました。
10年以上、その前を歩いているのですから、コンビニができる前にあった民家も記憶に。
その家が壊され、整地され、空き地になり、何ができるかと思っていたら、
道路脇に大きな穴が掘られ、そこに頑丈な看板が。セブンイレブンの。
そして、土地の最も奥の部分、全面に大きな駐車場を備えるために。
あっという間に。長方形の建物が。マニュアル化されているのでしょうねぇ。
それは、それは見事な手順で完成。そしてコンビニがオープンしました。
立地的には、岐阜県の総合運動場(メモリアルセンター)北門の前ですから、
催し物がある日は、朝から賑やかですが。それ以外の日は、通行量が少ない道路に
面しているためか、閑散としていました。
私がこのコンビニ興味を持ったのは、周辺に2つ同じセブンイレブンができ、
更に北側と西側にローソンが。その横にサークルK(今はファミリーマート)がと、
このコンビニを中心とするかのように、おおよそ1キロ四方に
24時間営業のコンビニが「7店舗」もできたのですから。
人口が減少傾向にある岐阜市です。幹線道路があるわけでもない。
需給のバランスからみても、消費エリアからしても、幾ら何でも多過ぎではないか。
コンビニはどんな経営手法で拡大展開するのかそんな思いで眺めていました。
結果的には、サークルKが閉店し、そしてこのセブンイレブン。「さもありなん」です。
私の率直な疑問です。マンチェスターの法則だと、同じエリアに三角形を描き、その頂点に
3店舗展開するのが原則だと言われたます。そう考えるとセブンイレブンの
3店舗は理にかなっているのかも知れませんが。同じ道路沿いで近距離に設置。
それに同業他社が展開しています。どう考えても共倒れするだけではないか。
コンビニは全国に6万店舗あります。各社が凌ぎを削り、多店舗を競い合った結果、
飽和状態です。それもユニバーサルな発想ではなく「このエリア」ならでの競争です。
自由主義です。競い合うのは勝手ですが。その裏には「FC」経営者に過重な負担がかかる
現実があります。その店も従業員やオーナーらしい人の疲弊は相当なもののようでした。
それが、コンビニビジネスモデルの瓦解が始まったと言われる所以でしょうか。
この辺りのコンビニ数の適正数がどのくらいなのかわかりませんが、
現状は5店舗に減りました。次に起こるのは、価格競争ってことになるのか。
それともサバイバルゲームが続き、最終的には1、2店舗が残るだけとなるのか、
全てが不採算で閉店ということで、この地にコンビニが無くなってしまうのか。
その閉店したコンビニの跡地に何ができるのかと思いつつウォーキングを続けながら
コンビニ戦争の行く末を見守ってみたい。Goto
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