野菜のチカラを信じて、あと60g野菜を余計に食べようかな。
立春とは申せ、やはり2月は一年で最も寒い季節です。
今年最初で最後の寒波が来ています。寒さが苦手な私ですが、
「北風」相手にムキになって「早朝ウォーキング」を楽しんでいます。
もちろん、どんな怪我にも痛いと言わず引退した大関・豪栄道関ではありませんが、
「痩せ我慢」です。でも、東の空が薄っすらと明るくなる夜明けに目を凝らし、
金華山・その頂に聳える岐阜城を仰ぎながら、速足で30分も歩くと、
ジワっと汗ばみます。北風が心地良くなります。もう続けて12年になります。
タイミングを逸しましたが、1月31日は、1が「アイ・愛」31が「菜」で
「愛菜の日」でした。さすがに、野菜を主商品にしている「KAGOME」さん、
1月31日付で納得の広告が朝日新聞に掲載されました。(写真参照)
因みにですが、1月31日は「愛妻の日」でもあります。
「同窓会薔薇を得(もと)めて家路急ぐ」そんな句がありますが。
地域みっちゃく生活情報誌『SORA』(北海道・滝川市・5万部・全戸配布)では、
「愛妻の日」企画を掲載。内容は、お菓子屋さんに弁当箱を持って行けば、
洗浄して「お菓子を詰めて」持ち帰ってもらう。
そんな菓子屋さんや、花屋さんなどが参加した粋な企画です。
2年目ですが、奥さんたちに大好評です。
国が推奨する野菜摂取量の目安は350gです。
これに対して、日本人の平均野菜摂取量は290g。
この10年間一度もクリアせず60g不足しています。
野菜には人々が考えるよりもはるかに大きな力があります。
糖質をエネルギーに変える。筋肉や骨をつくる働きを助ける。
免疫機能を高める。過剰な脂質の吸収を抑えるなどなど。
KAGOMEは「野菜のチカラをあなたのチカラ」に変える、
そのためには、野菜をあと60g増やせるよう、一緒になって考えていきます。
「愛菜の日」に打った、そんな意欲的な広告です。
なぜ、朝日新聞なのかは疑問ですが。
私は思うのです。
広告は文化です。文化とは生活様式です。生活様式の基本は「食」です。
新しい食文化の提案をすることは、文化の創造です。
KAGOMEが生活様式の有り様を、新聞を使って訴えることに敬意を表します。
暖冬で野菜が廉価です。よし、あと60g余計に野菜を食べて、寒風を乗り切るぞ。Goto
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