怠惰に甘い

高野連の「断腸の想い」に困難から逃げる大人を感じます。
高校野球甲子園大会が中止になりました。それを伝える監督の言葉を
神妙な顔で聞き入る球児達の頬を伝う涙を見て・・・あなたどう思いましたか。
これが現実だ。君らは若い。新たな目標に向かって頑張れ。なんて、
ごく当たり前の感情を持っただけですか。それとも「やれば良いのに」と?
主催の朝日新聞社や高野連を責めるつもりはありませんが、
如何にも簡単に最も安易で安全な「策」しかとらないものだと、若干憤慨しています。
コロナ禍です。用心に越したことはありません。「命と安全」がいちばんだからと
理由づければ、誰も「それは」とは言えません。
他の高校スポーツは全て中止になっている。高校野球だけ別格扱いはできない。
典型的な横並び主義ですが、それもわかります。
でもです。高野連会長の「断腸の思い」だとのマスク越しの言葉に
「春のセンバツ中止」ほどの覚悟が感じられません。
鼻っから「中止」の結論ありきとしか思えないのは、私だけではないでしょう。
現状では6月の中旬から、プロ野球もサッカーのJリーグも
感染対策を万全にして始めるようです。だったら、8月の大会です。
予選に問題があるじゃなし、知恵を出せばやれないわけじゃない。
困難な時、大人がそれも、トップリーダーが覚悟を決めリスクを背負って、
「やるんだ」と決断すれば、やれると思います。「やらない」決断も重いのだと、
反論があるかも知れませんが・・・なんとかやれないものかと思いませんか。
感情論ではありません。
現状のように、どんなことでも、コロナ禍のせいにして、何もやらないことを
正当化する風潮が蔓延しますと、人間は「怠惰に甘い」
動物です。無気力な社会を作ってしまうのではないでしょうか。
我が社はハッピーメディア「地域みっちゃく生活情報誌」を通して、
今日も野球に打ち込む球児たちを支援して行きたいと思っています。Goto

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