この国の閉塞感も対中国姿勢も変わるかも知れません。
中国がキナ臭いですね。覇権主義をますます強めています。
香港に対する国家安全維持法の強制適用。イギリスはなぜ沈黙しているのでしょうか。
インドを牽制するために小国ブータン東部の領有権を突然主張。
フィリピンとの南シナ海での海洋権の侵犯。
米国務長官は「中国の南シナ海の大半の地域にまたがる
海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判しましたが・・・・
そして日本の尖閣列島周辺の領海侵犯など、コロナ禍で世界中が国内事情に
奔走する隙を狙ったかのような周辺国への覇権行為は実に巧妙です。
となりますと。日本国内では、さすがに親中派の人たちもこのままでは
尖閣どころか、沖縄諸島に対しても、もともと沖縄は琉球国で中国の・・・などと
言い出すのではないかと・・そんなことになれば、国の主権さえ危ない。
そんな空気が国民の間にジワリ、ジワリと広がっています。
それも中国の思う壺なのかも知れませんが、
そもそも憲法改正を「政治命題」としている安倍首相です。
コロナ禍ではありますが、憲法改正を正面に総選挙に打ってでるのでは・・そんな気配も。
「憲法改正」と「コロナ対策」の是非、そして景気浮揚策で「消費税減税5%」を掲げて
総選挙となれば、野党はどうするのだろうか。コロナ対策で点数を稼いだ維新の
吉村大阪知事。政党支持率が立憲民主党に迫っています。改憲には賛成の政党です。
野党第一党にでもなれば、それこそ、自民との連立政権ってことになります。
中国の覇権主義がこれ以上目に余れば、平和を党是とする公明党も改憲に舵を切る
可能性もあります。となりますと、安倍首相の自民党総裁4選もありで、
三党改憲連立も視野に入ります。政治は一寸先は闇です。わかりませんよ。
先の東京都知事選で立憲は社民党と共産党の候補者を全面支援しました。
これが護憲派で憲法改悪反対派です。この3党が統一候補者を立てられるかどうか。
それに、国民民主党が乗っかるかどうか。共産党とはあまりにも理念が違いすぎます。
国民の前原元外相は勉強会などを一緒にやって維新との距離を詰めています。
吉村知事が安倍首相と二階幹事長と相次いで会談。コロナ対策での連携を確認しましたが、
安倍首相には憲法改正の思惑が見え隠れします。
となりますと、維新には今は野に下っていますが、国民的人気のある橋下徹氏がいます。
彼が「注目の選挙区」で維新から出馬すれば、ひょっとしたら、野党に頼らなくても、
国内の閉塞感も対中国姿勢も・・・この国が変わるかもしれません。
それにしても「政治は現実と理想の狭間」と申しますが。
大阪で首長を獲った維新が「現実政治」を推し進めることで、
こんなにも評価がはっきりするとは。Goto
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