厚労省が承認した治療薬「レムデシビル」、効果はどうなのか・・知りたいものです。
世界経済などと大きなことを申すのも気が引けるのですが。
米国の話です。4〜6月の実質国内総生産(GDP)が前期比年率換算で32.9%減で
記録に残る1947年(73年前)以降で最悪の落ち込みを記録したと発表が。
日本のGDPも27.8%減です。過去最大の下げ幅となりました。
グローバル経済は人の自由な往来によって発展してきました。
コロナ禍はその前提である移動規制や外出自粛で根本が揺らいでいます。
感染者の増加に歯止めが掛からずヒトとモノの動きになお制限がある限り、
コロナ禍以前に戻ることは当面考え難い状況です。
このまま長期化することを覚悟する必要があります。
ビジネスも暮らしも新常態への適応力が試されるのではないでしょうか。
感染対策を前提にした新たな回復を真剣に模索する時代に入りました。
とは、誰もが思うところです。人間の叡智は侮れません。
「終わりのない不況はない」と申します。必ず新常態を見つけ出すでしょう。
でもその前に、私はコロナ感染症の治療薬「アビガン」に期待したいと思っています。
日本政府はエボラ出血熱の「レムデシビル」と関節リウマチに効果がある
「デキサメタゾン」の2つを治療薬として承認しました。
いずれも欧米など海外で効果が確認されたものです。
しかし、日本ではその効果が報告されていません。どうなっているのでしょうか。
厚労省はなぜデータを示さないのでしょうか。大騒ぎして承認したはずなのに。
それと、「アビガン」です。5月末までに国産の治療薬として承認すると、
記者会見で語ったのは安倍首相です。それが、藤田医大の研究結果で、
解熱が早まる傾向はあったが有効性が確認できなかったと公表、がっかりさせたものです。
無症状や軽症患者89人で試みた結果でした。
率直な思いですが。この結果公表って、何らかの意図が背景にあったのではと
囁かれています。他の製薬会社の圧力が働いたのではとか、厚労省が原則論を
振りかざし簡単には承認させないとの頑なな姿勢が。でも外国で承認されれば、
無条件で認めるのもおかしな話です。
「アビガン」の製造メーカーは国内の承認を得る手続きを粛々と進め、
臨床実験が9月に終了する見通しとなったようです。
「アビガン」はそもそも国が承認した新型インフルエンザ薬です。
副作用も報告されています。
メーカーは治験実験が一定数に達し、その後のデータ解析で効果が確認できれば、
コロナ治療薬としての承認申請する方針です。厚労省も迅速に審査する方針を示しており、
9月以降承認される可能性があります。私は日本人の軽症・中等の肺炎患者には
「アビガン」が効果的だと思っています。
となりますと、海外のことはわかりませんが。
国内で「アビガン」が承認されれば、中等症の患者には、
積極的に「アビガン」が投与されるのではないでしょうか。
そうなれば、コロナに怯える度合は緩和されるのではと思います。
同時に自治体別に出されている「緊急事態宣言」による
移動規制や外出自粛が大幅に緩和されるのではないか。
そうなれば、経済的な回復も見込めるのではないか、
そんな期待を「アビガン」にしています。Goto
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