街の美化運動

ゴミ拾いはスポーツですって?
私の日課は、早朝ウォーキングです。
5キロほど、途中ストレッチを入れ1時間ほど歩きます。
13年以上やっていますと、今や生活の一部ですね。
決め事は何もないのですが、左手にスティック、杖代わりですが、
ゴルフの素振りにも使えて便利です。右手にゴミ袋を持って歩き始めます。
原則は、どんな天候でも「実行」することです。寒の入りです。
寒いのが苦手な私は、生活の一部とは言え、億劫になります。
先日、何年ぶりかの降雪でサボリました。
出掛けようと準備をしましたが、年寄りが滑って転んでは・・・
如何にも如何にもですから、雪空を見上げ、ストレッチだけにするかと。
決めたことは、どんなことでもやらないと気が済まない性分です。
それが、一度休むとどうでしょうか、自分に理由を付けて、サボることを考えます。
私に限ったことでしょうが、人間って奴はどうして楽な方に流れるのでしょうか。
死んだら、ずっと休めるのに・・・・
いや、そんな話をしているのではありません。
ゴミ拾いの話です。世の中には面白い人がいるものです。
「ゴミ拾いはスポーツだ」とゴミ拾いをルール化して「スポGOMI甲子園」なる
イベントを開催、環境問題とも相俟って結構な人気だとか・・・
競技は開閉会場の周辺・約1.5キロ四方を3人一組で60分間、巡回して、
集めたゴミの種類と数で点数を競い合うのだそうです。
16年から始まってこれまでに約9万9千人が参加するほどに浸透したそうです。
結構なことです。ゴミ拾いが美化運動ではなく、スポーツとして広がることには
なんとなくインチキ臭くて眉唾モノですが、ロシアやミャンマー、パナマなどでも
大会が開かれているそうです。国によってゴミに特徴があるそうです。
パナマはストロー。店で飲み物を買うとストローが渡されるからだと。
東京の都心はビニール傘が目立ち、海岸だと漂着ゴミやマイクロプラスチックだと
発案者で、呼び掛け人はいう。
私は13年間、ウォーキングする自宅周辺でゴミを拾っていますが、
都心部では傘だそうですが、最近・・・めっきり多くなったのは「マスク」です。
そしてコンビニ周辺での「紙おしぼり」です。
私がウォーキングで出会う人の何人かは、ゴミ袋を下げています。
ゴミを拾うことは、スポーツでも何でもありません。
ゴミを拾わせて頂けるのは人生修養です。「徳を積むこと」です。
街にゴミが落ちていないのは、そこに暮らす人たちの道徳心が高いことを意味します。Goto

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