橋本新会長にエールを・・・

五輪組織委員会は五輪を開催するための組織です。開催に最善の努力を・・・
「渦中の栗を拾った」橋本聖子新五輪組織委会長に感謝と敬意を表します。
森前会長の不適切発言で混乱の極みに達した組織委です。
五輪まで5ヶ月あまり、早急に体制を立て直し、リーダーシップを発揮して
大会の実現に最善を尽くして欲しいと願います。
島根県知事が「聖火リレーを島根県では中止を検討している」と表明しました。
足を引っ張るって言葉があります。こんな時に使うのでしょうね。
森前会長の「どんな形でも開催する」との発言を受け・・・芸人が、
「聖火リレーのランナーを取り止めます」と批判の声を上げ話題になりました。
知事の真意が全く分かりません。
このタイミングで「検討する」とは五輪の開催に反対するという意味でしょうか。
それとも、芸人と同じように、メディア受けを狙ったのでしょうか。
開催できるかどうか、国民が固唾を飲んで見守っている最中です。
「コロナ対策」で知事が独自の見解を述べるのを批判するつもりはありませんが・・
島根県の広報課によると表明後「よくぞ言ってくれた」「応援します」など
肯定的な意見が7割程度あったそうです。それで発言が正当化されるとするならば、
「島根の聖火ランナーの思いを無視し」開催の足を引っ張っているとしか思えません。
女子テニス・大坂なおみさんは、橋本さんが誕生したことに「特に女性にとっての
バリアーが破壊されてきている。とてもいいこと」と歓迎のコメントを、そして
「男女平等は私たち(女性)はただ、平等になることのために多くの事柄で戦ってきた。
いま様々なことが平等ではない」と指摘、今回の組織委人事の意義深さを強調しました。
橋本新会長誕生に新聞各紙は・・・日経「今の内外事情を踏まえた、現実的な
大会運営を目指して欲しい。五輪の新しいかたちを示すと同時に、機運の盛り上げになる」
読売「混乱を引きずる猶予はない。関係機関が緊密に連携し、大会の実現に最善を尽くして
もらいたい」と、困難に立ち向かう新会長にエールを送ります。
朝日「コロナ禍で開催を危ぶむ声が多い、解決するには組織委が十全に取り組んできたとは
言えない。情報の公開と丁寧な説明が不可欠、ここでも新会長の覚悟が問われる」
毎日「感染収束の目処が立たない中、島根県では知事が県内リレーを中止を検討すると表明、
大会を通じて、感染拡大する不安が残っている。橋本氏には科学の知見を踏まえ、
国民が納得できる判断をする責任がある」と開催すべきではないと主張しています。
組織委は五輪を開催するための組織です。
「アスリートが迷うことなく夢の舞台に立てるように、今の社会を変えていくこと」
橋本組織委新会長の就任会見に、頷くのは私だけでしょうか。Goto

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