お母さん食堂

ジェンダーは重要ですが、言葉狩りとなるとねぇ・・・
固定観念という奴がジェンダーを生んでいるのかと思う。
大手コンビニ「ファミリーマート」が販売する惣菜シリーズの名称「お母さん食堂」が
ジェンダーを巡る「無意識の偏見」(アンコンシャスバイアス)を助長しかねないと・・
女子高生たちが名称変更を求めオンライン署名活動を始めました。
「お母さん食堂」の展開は2017年9月からスタート、現在までに約350点の商品が店頭に・・・
商品コンセプトは「小さい頃 お母さんが作ってくれたような自然で、温かみがあって
美味しい惣菜であること」「いま仕事と子育ての両立で忙しいお母さんたちが、
子供や家族みんなに安心して食べさせられる食事であること」です。
そもそも・・女性が食事を準備することを想定しているのはおかしい。
このコンセプトは「食事はお母親が担当するもの、という間違った意識が
社会に植え付けられてしまう」ので商品名を変えるべきであると主張します。
彼女たちが訴える本質は「働く女性が増えているにも拘らず、女性が食事作りを
担っている傾向が社会に根強く残っていることを議論すべき」だと言うことです。
男女共同参画白書によりますと、夫婦と子供の世帯では妻の家事時間は夫の2.6倍
育児時間は2.7倍です。数字は「家事は女性がするもの」という古い習慣が
続いていることが伺えます。そうなると「お母さん食堂」というネーミングが
いびつな現実を肯定していると批判されても仕方がない。(毎日新聞・くらしナビ)
さてさて・・・あなたはこの論争、どう思いますか。
「ファミマ」の「お母さん食堂」は差別・偏重を助長すると、不買運動を起こしますか。
それとも、お母さんが作った食事で成長したのに何が悪いのか、まるで「言葉狩り」では
ないかと思いますか。それともファミマに安全で美味しい「母親の味」を求め続けて
欲しい。頑張れ・・・・とエールを送りますか。
「会議で女性の話は長い」などと発言するのは、女性蔑視だ。それはわかります。
でも「お母さん食堂」のネーミングがダメだと言うのはどうかと思います。
署名活動を展開するのは女子高校生たち・・・彼女たちの時代は・・
「お母さん」は食事を作らないのでしょうかねぇ。Goto

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