聖火リレースタート

新聞を読み比べてみると面白いですね。
25日から聖火リレーがスタートしました。
我が岐阜県に来るのは4月3日〜5日・・・ランナーではありませんが、
4日には岐阜出身の金メダリスト高橋尚子さんが走ってくれます。
笑顔溢れる高橋さんに沿道でエールを送りたい思っています。
あなたは「五輪の開催」について、賛成ですか?反対ですか?
私はぜひ、開催して欲しい、賛成派です。
理由は、昨年1年間、日本中「イベント」という「イベント」は全て中止になりました。
今は徐々にですが開催されるようになっていますが・・・
人が動き人が集うことは、元気になる条件です。巣ごもりでジィーと・・
PCやiPad、スマホの画面を睨んでいては人間も社会も暗くなるばかりです。
どこかで、イベントを開催して閉塞感を取り払って欲しい、それには五輪が最適です。
それに、このところ日本の国際的な存在感が急速に落ちています。
五輪を開催して、世界にアピールする必要があると思っています。
世界は甘くありません。日本の国力が落ちたとなると、外交にしても安全保障にしても
経済にしても優位性を失います。五輪で解消できるとは思いませんが・・・
しかし、この難しい環境の中、五輪を開催し成功させることができれば、
日本というアジアの小さな国が五輪を見事に開催し、世界から集ったアスリートたちの
競い合う様を世界に見せることができれば、日本の評価は上がるでしょう。
その意味でも五輪はぜひ、開催して欲しいと思っています。
反対する人たちは「コロナの感染拡大」を恐れていますが、
私は問いたいのです、では感染状況がどのような状態になれば、
開催に賛成なのでしょうかと・・・
聖火リレーがスタートした翌日の新聞です。
読売新聞は福島を出発する風景、沿道の子どもたちの期待する姿、
震災で復興、区画整備が進む土地、感染予防を徹底する写真を全面に掲載しています。
日経は一面コラム「春秋」で、火はいにしえから疫病を祓い周囲を浄化させると
信じられてきた。聖火は五輪の理想の浸透という役目に加え、コロナ封じのご利益も
期待されると・・・控え目ながら、賛意を表しています。
朝日は、さもニュース性がないように、さらりと流しています。
毎日は露骨に社説で五輪に対する国民の不安はなお大きい、五輪の希望の灯りを
つなぐには安全優先の心構えが足りないと辛辣に批判しています。
そうなのです。毎日は感染防止を理由にしていますが、そもそもが反対なのです。
朝日も報じたくないという姿勢で五輪に反対なのです。ですから、感染状況がどうなろうと
反対なのです。読売と日経は慎重ながら頑張って開催に漕ぎ着けて欲しいと思っています。
新聞って読み比べてみると実に面白いです。
昨今、聖火リレーのランナーを辞退する芸能人が急増しています。
えっ・・・そんなに大勢の名の知れた人たちがランナーだったのだと驚きですが、
所詮は人寄せパンダなのです。感染防止の観点から沿道に人が集まらないようにと、
組織委員会は依頼しているのです。辞退するのは勝手ですが、所詮は売名行為です。
呼んでいただけたのが花だと思った方が良いと思いますが・・・Goto

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