1億総活躍の推進って・・・・働かないことを推奨すること?
ポピュリズムの極みとはこんな馬鹿げた提案のことを申します。
労働者の政党を自認する共産党でも立憲民主党でも・・・首を傾げています。
万が一政府が制度化に踏み込むとなるとこの国も終わりです。
まぁ・・・と力んでいるのは、私だけかも知れません。
ポピュリズムです。勤労者の大半は、頷いているのでしょうかねぇ。
この国の国民はそれほどまでに「働く」ことが嫌いなのでしょうか?
自民党の「1億総活躍推進本部」は「正社員らに週休3日制」を導入するよう
提言をまとめ政府に提出するそうです。理由は「コロナ禍でリモートワークが普及
柔軟な就労形態への対応力が日本に内在することがわかった」・・・
週休3日に増やすことは「子育て、介護や治療と仕事の両立」や「大学院進学などの
キャリア活動による自己実現」が可能になるなど、多様な働き方の推進に
つながるからだそうです。他にも「週に1〜2日、地方で兼業するケースが想定される」
そうなれば地方創生につながるとも主張しています。
なんと身勝手な。「働く」ことの意味がわかっているのでしょうか。
この推進本部にいる自民党の国会議員って、多分ですが、2世議員とエセ学者あがり、
そして官僚出身の議員ばかりじゃないでしょうか。
「働く」ということは生産して利益を上げることです。付加価値を確保することです。
企業は人が働いて収益を得るのです。ましてや中小零細企業は、トップから従業員まで
汗水垂らし働いてこそ収入が得られ、その収益で給料を払い生活しているのです。
働かなければ・・・倒産してしまうのです。ましてや、1週間で、4日しか働かなくなれば、
その時点で成り立たなくなります。働かなくても収入を得ることのできる免許事業や
公務員など特殊な業種を対象にするなら、週休3日でも4日でも構わないでしょうが、
生身の仕事をしている企業で従業員が週休3日、それに祝祭日、有給休暇など
1年の半分以上働かないことが制度的に決まれば・・・国が滅びます。
そんなこともわからない連中が国会議員で、ポピュリズムしか頭にないのでは・・・
如何にも情け無い。官房長官はこの馬鹿げた提言を「育児・介護・闘病など
生活と仕事の両面を図る観点からも、多様な働き方を推進することは重要だ」と
導入を検討する考えを示しているというではないですか・・・・
政府は「経済財政運営と基本方針」に反映させることを視野に入れており
導入する中小企業への支援策などが課題になると考えているようです。
コロナ禍で実施された「雇用調整助成金」を充当するのですか?
その財源はどこにあるのですか?まさか・・私が提唱するベーシックインカムを
導入することを前提として考えているのでしょうか。
週休3日制にしたら、職場を二つ持って、週7日働くようになるだけです。
国会議員には真面目にこの国の未来を考えて欲しいものです。Goto
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