米有力紙が日本政府に五輪を中止し損切りせよと・・・余計なお世話だ。
東京五輪まで70日を切った。もうすぐだ・・・・
本来なら、巷にステッカー、ポスターが貼られ、小旗がたなびき、
盛り上がっていないと、開催派の私としては準備の遅れが気になるところだ。
競技会場が整備され、世界から選手団が参加すれば、それで開催はできるのだが、
イメージ的には、五輪といえば開会式。セレモニーの内容は秘密なのでしょうが、
縮小するとはいえ、聖火台がどこになるのか、点火は誰が、どのようにやるのか、
日本ならではの催し物はどうなのかなどなど、今迄の開会式をイメージすると、
大丈夫かいなと気を揉む。
余計なお世話だが、米の有力紙ワシントン・ポストやニューヨークタイムズなどが、
IOCのバッハ会長が事前の打合せに来日しないことを逆手に、日本政府には東京五輪を
中止するよう促したり、バッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び「地方行脚で食料を
食い尽くす王族」に例え「開催国を食い物にする悪癖がある」とこき下ろしている。
こんな書かれようは、IOCへの批判だが、日本の国力低下が遠因ではないかと思う。
そもそも論で恐縮だが、日本のメディアも含め海外メディアは「開催都市契約」の
諸条件が理解できていない。契約で「中止する権利を有する」のはIOCのみで
政府はもちろんのこと東京都やJOCにも中止に関する権限は記載されていない。
毎日新聞の記事ですが、共産党の知事選候補者がインターネットサイトで「五輪中止」の
署名を募る運動を始めたところ32時間で10万筆を超えたと報じ、同時に立川相互病院
(共産系の病院だといわれている)の窓に貼られた「医療は限界・五輪やめて」の
写真を掲載した。如何にも世論は「五輪やめろの大合唱」の様相だと報じている。
私は思うのです。白血病から奇跡の復活を果たし、水泳で参加を掴んだ、池江璃花子選手への
謂れなき誹謗・中傷と辞退せよとの脅迫めいたSNS、それに賛同する声。日本選手団への
ワクチン接種を製薬メーカーが無償提供することへの非難・・・そして、朝日や毎日による
中止キャンペーン。それらの理由がすべて、コロナ感染が拡大しているのに、
東京に緊急事態宣言が出されているのに、なんで五輪などできるか・・・です。
やれる方法をとことん考えて「必ずやる。やり切る」そして日本の底力を世界に示す。
のが良いのか、それとも「不安なことは一切やらない」それが身の保全である。と
するのが良いのか・・・実はそんな議論の段階ではないのです。
五輪は与野党の政争の具に使われているのです。残念です。
IOCが中止もしくは延期を示唆しない限り、五輪は開催されるのです。
なんとしても開催するのだというJOCや組織委員会の叡智と覚悟を支持する。
軽々しく中止だとか、やめろとか言わないで、開催するにはどうしたら良いか・・・
頭の体操をする国民であって欲しいと思う。Goto
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