新聞にエール

新聞の一面トップがそれぞれ違う記事が掲載されるべきです。
珍しいこともあるものです。6月28日月曜日朝刊一面・トップ記事のことです。
ひと昔前ならば、新聞の一面が全国紙でバラバラなことは良くありました。
朝日が事件を抜いて(特ダネ)を掲載したとか、読売が地道な取材で、
社会問題にメスを入れたとか・・・他紙が「やられた」と思うような・・
記事が紙面を踊ったものです。新聞が元気が良かったころ・・・
最近は、取材網が弱くなったのか。それとも同じ出処の記事を横並びで扱い、
特ダネ合戦などという不毛な争いをしなくなったのか・・・
大方一面トップは同じ記事が多くなったものです。
それが・・・6月28日は全く違うトップ記事になりました(写真参照)
朝日・・・トランプ前大統領・再始動・・中間選挙へ大規模集会・・外電
読売・・・小中授業配分学校に裁量、重点教科上乗せ・・・文科省担当
毎日・・・太陽光発電が「公害」・・自然破壊・環境悪化・・独自取材
日経・・・「解放」から再び「統制」へ・・一党支配、揺らぎ警戒・・国際部
第2記事は大方、都議選の世論調査を全紙とも掲載しています。
一面のトップがこれだけ違う日は実に珍しいことです。
なぜ、こうなったのか。私なりの推察です。
もちろん、一面トップを飾る大きなニュースがなかったからに相違ありません。
しかし、そうではないと思います。昨日・そうです・日曜日、別段、目新しいニュースが
なかったので、「手持ちの記事」(埋め草)を掲載したまでの話です。
朝日は外電から拾った。トランプ前大統領がオハイオ州で集会を開いたなど、
一面トップを飾る話ではないでしょ。読売も授業の配分を変えるなど、極当たり前のこと。
毎日はそれなりに毎日らしい太陽エネルギーに対する独自取材ですが、敢えて今、
一面トップに据える内容でもありません。日経に至っては中国共産党100年を
取り上げ中国の現状を追うのを月曜の朝刊トップにすることもない。
日曜は働き方改革で記者の欠勤が多い。だから「埋め草」で何とか紙面を作る。
朝日を除いては編集局に蓄積された記事です。それもありだと思います。
誤解のないように願います。批判しているのではありません・・・
瓢箪から駒ではないかと申し上げたいのです。
私は、一面トップは違うべきだと思っているのです。
新聞の衰退が叫ばれて久しいです。如何に立ち直すか・・・経営陣は苦慮しています。
28日の朝刊は大きなニュースがなかったばかりに違う記事、新聞社のオリジナリティーある
紙面になったのです。それが重要です。それが衰退から抜け出す道ではないか・・
新聞社が全ての国民に納得させる記事を掲載する時代は終わったのです。
朝日には朝日の主張に呼応する人が読者です。読売は読売の独自取材での主張を
好む人が読者です。新聞とはそうあるべきモノです。
全ての新聞が一面トップ同じであることが異常であると経営陣は気付かねばなりません。
少し偉そうになりましたが・・・
全国紙の独自性に期待したいが故であります。Goto
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