経産相は辞任もの

The新聞って、いつものように・・・書くだけで終わりですか・・・
まぁ。ここまで書くは書くは・・・これぞ、The新聞なんでしょうねぇ。
何をかと申しますと、経産省のキャリア官僚2人がコロナ対策の給付金を
詐欺した疑いで逮捕された事件のことです。
余録（毎日）・・・役人の腐敗をあらわす四文字熟語に「貪官汚吏」がある。
むさぼる官にけがれた吏。中国の例えです。官とは科挙に合格した高官。
吏とは下級役人、上から下まで権力のあるところには腐敗がつきものだって意味です。
編集手帳（読売）・・・「ごまかす」にこんな説がある。「胡麻胴乱」といい
小麦粉・糖蜜・胡麻を混ぜた練ったものを膨らませて焼く、見た目は大きいが、
割ってみると中は空洞・・・それを誰が言ったか「胡麻菓子」だと。
春秋（日経）戦後犯罪史に「光クラブ事件」がある。
48年・東大生が仲間の医大生とともにヤミ金融で荒稼ぎした事件。
モラルなきエリートの所業は焼け跡の荒んだ世相を映し、人々の耳目を引いた・・・
悪用されたのは、家賃支給給付金制度。所管は経産省の外局・中小企業庁。
担い手である組織の内部でこんな犯罪が・・・どうしようもない。
警視庁・2人は活動実態のないペーパーカンパニーの家賃を払ったと約550万円を騙し取った。
直接業務には関わっていないが、申請手続きには精通・・・
内部告発なのか、発覚の原因はわからないが、警察のお手柄です。
捜査当局は・・・経産省内に他にも「貧官汚吏」はいないか。「胡麻胴乱」はないか・・
この際です。徹底的に調査し解明して欲しい。
日経が例に挙げた「光クラブ事件」はアプレゲール犯罪の典型だが・・
戦後の混乱期の出来事、この経産省の「せこい」キャリア官僚とは些か趣が違う。
東大生が銀座で・・の触れ込みで出資者から多額の資金を集め、
法的金利1.8%のところを18%の高利で運用するという手口。
当局の手が入り首謀者は3000万円の債務を返済できず、前日に青酸カリで服毒自殺した。
国民はコロナで苦しめられている最中、国民のための支援を食い物にした
経産官僚の犯罪。誰が責任を取るのでしょうか。
お決まりの経産相が「国民にお詫びする。高い倫理意識を求められる国家公務員で
こうした案件が発生したことは遺憾だ」とメデイアの前で頭を下げて・・・
それで、後は個人の問題だと、済まされては・・・
散々に書いた新聞は、それで落とし前が付いたのでしょうか・・・
The新聞ならば、経産相の首を取ってはどうですか・・・Goto