コロナなんかに負けてたまるか・・関係者の英断に敬意を表す。
昨日の新聞です。目を皿にして朝日新聞を何度も捲りました。
最近の私です。目は見難く、耳は遠く、集中力もありません。
ですから・・見落としたのではないか・・そう思って・・・
何をかと申しますと・・・朝日新聞主催の「全国高校野球選手権鳥取大会」で起こった
出来事が読売以下他紙には全て掲載されているのに朝日新聞だけには掲載されていない。
これって、意図的なのでしょうか。それとも他に理由があるからでしょうか・・・
米子松蔭高校・野球部主将のツイッターです。
「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。
部員から陽性者は出ていません。校長先生を含め学校は最後の最後まで出場できる道を
探ってくれました。試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。
何とか出場する道を模索していただけませんか?」
最後の訴えです。
学校関係者からコロナ感染者がでた。学校は臨時休校となった。
ガイドラインは休校の学校は対外試合には出られない。
・・・試合前日16日の話です。
同校は野球部員に濃厚接触者もいない。もちろん陽性者もいなければ・・・と
野球部監督・コーチ・全部員の抗原検査を実施、全員が陰性と判明、
出場を願い出たが、学校内での検査では信頼性がないと却下。
翌朝(試合当日)・保健所にPCR検査を依頼、全員の陰性が判明したが、
試合開始時間9時に間に合わず・・・出場辞退。不戦敗となりました。
それで、主将が7月18日、上記、ツイッターです。
大阪・吉村知事・・・「あまりにもひどすぎる」と憤慨。
米子・伊木市長・・・「試合が再調整されることを望む」とコメント
鳥取・平井知事・・・「主催者が決めること、行政が圧力をかけるのは自重すべきだが、
出場できるようなら財政面で支援したい」
その他、ネット上には主将のツイッターへの共感が急速に広がりました。
この事態を重く見た文科省は19日、日本野球連盟を通じ、鳥取高野連に
「夏の大会は高校球児にとって成果を発表する重要な機会、出場できるよう再検討を・・・」と
要請。鳥取高野連は緊急会議を開催、出場辞退した米子松蔭高校の出場を容認しました。
もちろん、一度は不戦勝になった相手校・境高校も、喜んで対戦させて頂くと。
試合は本日・21日・10時半から開催されます。注目です。
19日・5時51分・・・野球部主将は・・・
米子松蔭高校野球部を応援してくださった方々へ
「皆さんのおかげで僕達は大会に出場することが出来ました。
多くの方々の声援を胸に感謝の気持ちを忘れずに試合に望みたいと思います。
本当にありがとうございました。」と・・・・
大人の世界です。それぞれに思惑はあったでしょう。
ガイドラインは法律、厳守すべきだとか、一度決めたことは変えられないとか。
日程が立て込んでいる、変更は無理だとか・・・・相手は他ならぬ、憎きコロナです。
主将のツイッターに、高校球児の夢を奪わないとの結論を出したこと、
本当に良かった、文科省の英断です。
私はこの問題、興味がありましたので、県高野連の会長と朝日新聞の鳥取支局長が
同席して不戦敗取り消しをした記者会見、ネット中継を見ました。
主催者・・・朝日新聞が翌日の紙面に何のコメントも記事も掲載しないのはなぜか・・
私には理解不能ですが・・・・主催者として何の努力もせず・・出場辞退に追い込んだ
責任はないのでしょうか。
会見の席、横に座る支局長、憮然とした態度でしたが。。。。
都合の悪いことの頰被りは許されません。ジャーナリズムの精神として
ちゃんと報じてもらいたものです。Goto
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