大相撲名古屋場所

白鵬関は引退を表明すると思いました・・・
昨日・友人から「オイ・オマエのブログに相撲の評論がないと淋しい・・」
「白鵬が復活優勝した名古屋場所・どうだったんだい・・・なんか言ってみろ」
そんな声が掛かりました・・・何度占いしても当たらないから・・大相撲予想は
やめたからなぁ・・やめるって言った手前なぁ・・ブツブツ。
でもいいか。予想じゃないし、好角家としてなら・・・声掛けてもらったし・・
1日遅れだが、やるか。千秋楽、チケットが手に入ったので、観戦にと思ったのですが・・
コロナ感染を恐れたわけではなかったのですが・・ヤメました。反省・・・
白鵬vs照ノ富士、全勝決戦「溜席」で観戦したら、あのど迫力に感動したと思う。
凄まじい一番でしたね。解説しても仕方がないのですが・・・歴史に残る大一番でした。
勝敗は「勝ちたい思い」執念が優った白鵬に勝ちを呼び込みました。
照ノ富士も白鵬に勝って「綱」をと気迫を見せましたが、一歩及ばず。
テレビ画面は白鵬の家族を何回も映しだしました。
その姿を見て、白鵬・・・この一番を最後と覚悟を決めての土俵だと思いました。
左小手投げで照ノ富士を土俵に這わせ全勝優勝。
「優勝インタビューで、引退を宣言する」と思いました。
45回目の優勝を区切りに横綱審議会の引退勧告を受けての1年ぶりの土俵です。
「どんなもんだ・俺は強い横綱だ」「お前たちはどこ見て、俺に引退勧告などするのだ」
と・・・開き直らず・・・全国の相撲ファン、関係者へ感謝の言葉を述べ、
家族の前で「潔く散る」親父の姿を見せる・・・それが大横綱・白鵬の花道だと・・・
そうすれば・・日本中が絶賛の嵐だとも。
それがそうではなかったですね。
ただ、家族に強い力士であることを印象付けるため、コロナ感染防止で空席の桟敷席に
呼んだだけってことで終わりました。本人的には、悲願の五輪開会式での横綱土俵入りを
全世界・そして故郷・モンゴルの人たちにテレビで見せる・・その夢を叶えるつもりでしょう。
(野村萬斎さんがプロデュースするなら、そうでしたが)
それはそれで、素晴らしい執念ですが・・・
右脚・膝の手術で身体はボロボロ状態・・この先、どこを執着点にするのか・・・
非常に難しくなりました。9月と11月福岡場所を休場して
来年・初場所に出場、朝青龍の甥、若きモンゴルの獅子・豊昇龍に負けて引退でしょうかねぇ。
そんなロマンもないでしょうねぇ。思い付きですが・・・
大関・照ノ富士関が横綱に昇進します。
両膝に爆弾を抱え、大関から序二段まで落ちた後、横綱まで駆け上る・・
この努力・並大抵ではありません。力士としての人格ができたのではと思います。
今場所の優勝は気力十分、絶対に照ノ富士が優勝して、横綱を手にすると思っていました。
14勝の準優勝です。横綱昇進は間違いありませんが・・・白鵬に死闘を尽くし破れたことは
大きな教訓になったのではないでしょうか・・・
カチ上げ、張り手と、とても横綱として品格を疑われる白鵬との相撲に、
「負けたのは自分が弱かっただけです」と口を真一文字に結んだ照ノ富士は
白鵬とは全く違う引き際を知る・・・名横綱になるでしょう。Goto

コメント