負け犬・・・

世界のアスリートたちは、コロナに怯えてはいなかった・・・
五輪2日目・競技が一斉に始まりました。忙しいですねぇ。
日本開催とはこう言うことか・・テレビ・二画面で見ていても
見てみたい競技を見落としてしまいます・・・
お家芸・柔道、高藤選手・金メダルおめでとうございます。
60キロ級・小柄な日本人の得意とする階級だと思ったのですが、
世界の選手層は厚いですね。全てを犠牲に5年間、頑張った成果です。
台湾の選手にもエールを送りたい決勝戦でした。
風南選手・銀メダルおめでとうございます。
48キロ級、決勝で負けてのインタビュー、酷でしたが・・・
3年間・パリに向けて、捲土重来、地獄の特訓に耐えるのでしょう。
そう思うメダルの、特に柔道、金メダルは重いですね。
重量挙げ、三宅選手・35歳だそうです。父子鷹で人生を賭けて臨んだ最後の五輪・
小さな身体で110キロを持ち上げるのです。メダルには届きませんでしたが、ご苦労様でした。
感動をありがとうございます。と、思わず頭が下がります。
五輪に出場するってことがどんなことか・・・
いや、オリンピックって何なのだ。必死で闘うアスリートたちの姿・・・
彼らの人生の集大成が五輪なのです。五輪大会なのです。
出場選手とはその国のその競技の代表です。他の選手・関係者の全てを背負っているのです。
そして、選手を支えた全ての人たちの思いを一身に受けて舞台に立っているのです。
選手たち、全力などという生易しいものではない。命を賭けて臨んでいるのです。
そこに生産性はありません。しかし、そこには・・選手たちの生きた証があります。
だから、勝者からも敗者からも感動をもらえるのではないでしょうか。
始まったばかりです。これからどんなドラマが待っているのか・・
ワクワクするのですが、気付いたことがあります。
世界のアスリートたちは「コロナなんかに負けてはいない」ってことです。
三密などとコロナに怯え、人との距離を置け、選手が集って練習をするのもダメ。
合宿などするものなら、袋叩きに合う日本、それが世界の常識で、コロナ対策では
当然だと思っていた日本。そりゃ知らない人と接触すれば感染の危険はあるでしょう。
でも、目的を同じくした人たちの集団まで排除することが正しかったのかどうか。
五輪の成果が教えてくれるのではないか。まだ初日です。わかりませんが、
水泳が振るいません。多分ですが、象徴的に惨敗するでしょう。
理由は水中にもコロナが・・・そんな風潮に惑わされ、練習を怠ったからです。
スポーツに嘘はありません。流した汗の量で報われるか否かが決まります。
この1年半、擦った揉んだの五輪騒動が選手たちに与えた影響は大だと思う。
コロナに負けた・・競技、いや選手は世界から弾き飛ばされるでしょう。
如何なる状況であろうが、その道を極めたモノが勝利を得る。
柔道・男子、全階級金メダル・その為には「コロナなんか関係ない」と
井上監督以下、知恵を絞り、全ての関係者が・・コロナ禍と闘い抜きました。
全ての競技での代表格ではないでしょうか。
コロナだから、仕方がない・・そう思った私が居たとすれば、
私は自分で招いた負け犬でしかない・・・そう教わる五輪のスタートです。Goto

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