祝・縄文遺跡群・世界遺産登録

感染拡大ですが、コロナ禍の収束は遠くありません。ポスト・コロナに布石を。
「やばい。今までより増え方がえぐい」・・千葉から都心に通う20歳の女性会社員。
「いつかこうなると思っていた」・・・渋谷に住む33歳・男性社員。
「また若者が悪者扱いされるのかな」世田谷在住女性会社員(22歳)
彼女を借りて・・・五輪開催を念頭に「私たちは旅行や帰省を
1年以上我慢しているのに、五輪だけ特別扱いは納得できない」と不満を掲載。
更には緊急事態で休業中の居酒屋店主の言葉を「要請に応じない店への対応や
五輪での感染予防対策がずさんだったのではないか。こっちがいくら頑張っても
意味がないのは本当に残念だ」と記事は書き込む・・・
「五輪の街・いつかこうなる」との見出しを付け、感染が急拡大したのは、
識者の反対を押し切って強引に五輪を開催した政府の責任だと・・・
巷の声を拾うことで批判し、五輪を中止させ、政権に大打撃を与えたい朝日新聞の記事です。
必死に頑張っているアスリートたちを思うと・・何となくですが、虚しくなりますね。
こんな「為にする」記事を掲載するから、メダリストたちへのSNSでの
謂れなき誹謗・中傷が増えるのです。選手たちに何の罪があるのか・・
ユネスコの世界遺産委員会は「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産に
登録することを勧告しました。国内の文化遺産は20件目となり、紀元前の遺産は初です。
1万年以上続いた縄文時代の17の遺跡が評価されました。
縄文は日本独自の時代区分「農耕・牧畜」と定住がほぼ同時に始まった世界とは
異なり、縄文の人々は獣や魚などをとって食べる「狩猟・採集・漁労」の
生活をしながら、一ヶ所に定住するようになりました。
「土偶や墓が見つかるなど」、複雑で豊かな精神文化も発展しました。
北海道と北東北の遺跡群、1万年以上前・・・今よりも寒かったでしょう。
いや、そんなレベルではない、寒冷地に古代文化が宿った・・・
そのことだけでも、世界的な価値は大ありです。
秋田・青森・岩手・北海道南部・・いずれも豪雪地帯、冬には草木も凍りつく
厳しい寒冷地です。そこに1万5千年、気候が温暖化して食料が手に入り易くなった。
しかし、極限の貧困であったことは想像するに難くない。
自然と戦いながらひっそりと暮らしたのだろうが、
人々が文化や社会の成熟を余すところなく表している遺跡群。
東北人の持つ粘り強く諦めない逞しさを感じます。
文化とは生活様式です。1万年以上前の文化が群像として残っていることは・・
世界遺産登録は必然です。コロナ禍が収束したら、ぜひ訪ねてみたいと思います。
感染が急拡大するコロナ禍ですが・・・時を経ずして必ず収束するでしょう。
縄文遺跡群が世界遺産に登録されることは、景気回復後の重要な観光資源になるでしょう。
感染が急拡大したと右往左往、政府批判を繰り返すメディアに翻弄されてはいけません。
今地球が滅ぶわけでも、この国が消滅するわけでもありません。
先人が築いた資源が世界的に認知されたことは大きな財産です。
ポスト・コロナを睨んでの布石に敬意を表します。Goto

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