大雨特別警報・・・

気象は予報できるのですが、SDGsは我々の力で・・・
季節は立秋です。例年ならば「残暑厳しき折」と時候の挨拶で手紙を書くのですが・・
今年は停滞する前線の影響で日本列島、雨・雨・雨です。
気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨になっている。
命の危険が迫っている」と・・・・連日「大雨特別警報」を発し、警戒を呼び掛けています。
大雨特別警報とは降水量が「50年に一度」レベルとなった時などに発表されます。
対象地域に住む多くの人にとって人生で1度か2度しか経験しない災害という意味を込め
「これまでに経験のないような雨」という言葉を使います。2013年に導入されました。
でもです。「直ちに命を守る行動を起こしてください」とか「命の危険が迫っている」とか
「50年に一度のレベル」と言われても、13年に導入以降、今回を含めて34都道府県で
計62回出されています。福岡や長崎ではこれまでに5回、21年は今回だけではなく、
鹿児島や熊本には7月にも出され、立て続けです。
特別といわれても、もはや特別なことではない事態です。
今回の大雨は太平洋高気圧の勢いが弱く、オホーツク海高気圧との間に停滞する前線が
原因です。これって夏から秋への移行期に起こる秋雨前線です。
地球規模の気候変動なのでしょうか。それとも今年が特別なのでしょうか。
大雨特別警報はもはや、50年に一度のレベルではなく、通年化しています。
そうなると温暖化ってことでしょうか。
それともお盆の時期の大雨は今年に限ったことなのでしょうか。
NHK・朝ドラの気象予報士モネさんに聞いてみたいです。
それと、線状降水帯・・これも聞き慣れない気象用語でしたが、
昨今では驚かなくなりました。今回の線状降水帯は
九州の西の東シナ海で発生した大量の水蒸気が前線に流れ込み、
列島上空を雨雲の列が覆ったことで九州北部や中国地方で発生したそうです。
集中豪雨からゲリラ豪雨、大雨特別警報、そして線状降水帯・・・
よくよく考えてみると、気象学と申しますか、気象情報が、気象衛星やビッグデータに
よって、よりきめ細かく、正解な情報が取れるようになったからなのでしょう・・・
雨はいやですが・・・気象がわかるのは対処できるのです。
第4次産業革命・・・ IT革命、デジタル革命の恩恵なのでしょうね。
この夏、8月の長い長い大雨特別警報は予報できるようになったのですが・・・
気候変動は、「SDGs」持続可能な地球にせねばならないのは我々の役目です。Goto

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