世界シェア調査から・・・・

主要商品の世界シェアNo.1に向かって・・・・
私が警鐘を鳴らす立場ではないが。。。
ものづくりニッポンがここまで力を落としたかと思うと考えさせられます。
世界シェア調査(日経・2020・主要商品・サービスシェア)で日本企業の首位は
70品目中10%の7つだけでした。コロナ対応で重要な医療関連やDXなどの
成長分野では米国・中国との遅れが目立っています。
主要商品で世界シェアを取れるのは「国力」そのものです。
以前、日本の産業はどの分野でも世界を凌駕していた・・・そんな時期がありました。
などと言う、懐古趣味と申しますか、・・・・老人の自慢話には辟易します。
現実を冷静に見て、何をなすべきかを考えましょう。
今回の調査で先進的な役割を果たさねばならないのは医療・医薬分野です。
大手が凌ぎを削るバイオ医薬品・・・上位5社で日本企業が名を連ねるのは
「画像診断機器」のみ。ワクチンが世界で争奪戦を繰り広げるなど
医療関連産業がかつてないほど注目を浴びる中、日本企業の存在感はない。
なぜ、なのか・・・他の事例と同じところもありますが・・・・
1・規制です。安全神話を絶対視して、完璧主義をとることで、
チャレンジ精神を押し潰してします。最たるものが国産ワクチンの開発できないことです。
1・企業の保身主義です。
大企業の収益はコロナ禍においても堅調です。理由は二つです。一つは新規参入を拒む
仕組みが出来ているからです。既得権益を守る強固な岩盤が彼らを守っています。
もう一つは経営トップに世界のシェアを取りに行く覚悟がないってことです。
無難に、不祥事がなければそれで良しとしているからです。
1・軍事研究を阻害してしまっているからです。
企業の競争力向上につながるDX関連ではIT大手の「GAFA」を追従することも
シェア獲得でも相手にもされない。理由は色々あるでしょう・・・デジタルは軍事です。
軍事研究をタブー視し、この分野における研究開発の芽をことごとく摘んできたからです。
1・国民の意欲です。
国民は大半が理解していないと思います。
世界の経済を動かす基本は「商品・サービスシェア」です。
主力商品でシェアが取れない国は、衰退するのみです。
ものづくり日本の低下、一番は、国民の意欲にあります。
規制がどれほど強くとも日本は民主国家です。
根本は自由であります。何をやることも保証されています。
臆せず、自信を持って、堂々と、好奇心と意欲を発揮し・・
日本人の叡智をフル回転させ、世界シェアNo.1にチャレンジしたいものです。 Goto

コメント