低アル

アサヒビール、発売即、販売休止・・・それってマーケティングのミスでは・・・
運動をした後のビールは最高ですね。取り分け唯一の趣味であるゴルフ。
右に左に・・スコアは散々でも、冷や汗も含めた汗を風呂で流し・・
仲間と反省会をやりながら、ワイワイと煽るビールはこたえられないものです。
それが、緊急事態宣言下、ゴルフ場でもアルコールは禁止。
ノンアルコールビールでは、どうも冴えないのですがビール代わりに飲む仲間もいます。
味もビールに劣らず酔った気分にもなり楽しめるとのこと・・・・
そんな影響もあるのかどうか・・・消費者ニーズの掴みに長けたビールメーカー各社。
ノンアルコールでは物足りない消費者を狙ってアルコール度数の低めの「酒」を
次々に投入しています。巣篭もりに適し、健康志向にも手頃と好評です。
アサヒ・・・アルコール度数0.5%と3%、2種類のハイボールを。
ニッカウイスキーのモルトを原料に、度数は低くても本格的な香りや味が楽しめると。
他にも0.5%のビールテイストの飲料も。お酒の初心者向きだそうですが・・
少量の酒で酔う高齢者にも良いかも。
サッポロも0.7%のビールテイスト飲料をこの14日に発売。
麦芽100%の生ビールを原料に、麦の旨みを感じる味に仕上げたと。
サントリーは09年から3%の缶酎ハイの他、16種類目の低アルコール商品を出しました。
これらは若い女性狙いかな・・・
調査会社にでは・・・度数3%以下の低アル・ノンアルの市場は20年・前期比5.9%増
1058億円に拡大、今年も大幅に伸びそうだと・・・そんな傾向を踏まえ・・・
メーカーでは先行するアサヒ・種類関連飲料の家庭向け販売に占める度数3.5%以下の
商品割合を19年の6%から25年に20%まで高めると・・・マーケティング担当は胸を張る。
ここがポイントだが、アルコール度数、1%未満の場合、酒税法上の種類に入らない。
同じ値段でも酒税が掛からない分だけ収益が大きくなります。ここがアサヒが低アルに
力を入れる要素でもあります。それにしても「機を見るに敏」アサヒのマーケティングは
さすがと言わねばなりません。
と、アサヒのマーケティング担当を評価するのですが・・・
でもです。そんな低アルに血道を上げていないで、スーパードライの生ジョッキ缶・・
発売しても品切れ状態が続き消費者の手には届かない。
今月に入って発売した通称「マルエフ」で知られる生ビールも
発売したばかりだが想定を上回る注文で、供給が追いつかず販売即休止になっています。
どうなっているのだ・・・メーカー失格ではないでしょうか。
それもマーケティングの一部だとすれば、消費者を舐めていますね。
マーケティングを凝らして「低アル」に走っても・・
本体の5%以上の「ビール」が品薄ではメーカーとして大丈夫かと思います。Goto

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