ワクチン効果でコロナ禍が収束の方向です。消費を押し下げるのは疑問です。
10月です。値上げのシーズンです。例年の行事ですが、
コロナ禍で個人消費が減少している時です。
民間の値上げをとやかくは言えませんが・・
緊急事態宣言が19都道府県で解除になりました。
自粛の反動で消費が上向く可能性があります。
せめて、国の制度変更での値上げには慎重であって然るべきでは・・そんな気がします。
私はタバコを吸いませんが、タバコ税の増税は顕著です。
巻紙タバコが1本・1円の増税、加熱式も算定方法を変えて増税。
葉巻タバコの一種「リトルシガー」も巻紙と同様まで引き上げられました。
何かと物入りは政府です。上げられるものを上げるのでしょうが・・
あまり乱暴に上げますと、消費が激減、増税にならないこともあります。
それとこれは問題だと思うのですが・・・
この夏、世界的に天候不順が祟ったのか、小麦の価格が高騰しています。
小麦は主要穀物です。国が輸入しています。製粉会社などに売り渡す価格を10月から、
19%引き上げます。当面は在庫で賄うでしょうが、年末年始にかけて製品価格に
反映されることは間違いありません・・・小麦は生活必需品です。
コロナ禍が落ち着くまで、辛抱したら良いと思うのですが・・・
政治はどこを見ているのでしょうかねぇ・・・
世界の原材料費が高騰している・・・それを背景に加工食品の値上げも相次ぎます。
雪印は家庭用マーガリンなど14品目を1.9~12.2%値上げ、
明治も9品目の価格を4.3%~12.8%引き上げました。
この原材料費とは乳製品です。輸入での原材料の高騰でしょうか。
だったら、日本の酪農業を育てる視点は持てないのでしょうか・・・
車も、ワクチン効果でしょうか。世界中で経済活動が再開したことで、
鉄などの価格が高騰、その余波でしょうか。フォルクスワーゲン社やアウディ社は
日本での新車販売の価格を大幅に値上げします。
となりますと・・日本車はどうなるのでしょうか。値上げありですかねぇ。
それとは別に、10月から地域別最低賃金が引き上げられました。
携帯電話料金が値下げされました。銀行の振込手数料も下がりました。
家計負担が軽減された面はありますが、ガソリン価格は高騰しています。
それに追い打ちの値上げラッシュです。
経済は一面的ではありません。物価が上がることは悪いことばかりではありませんが・・・・
果たして、このタイミングが良いのかどうか・・疑問に思います。Goto
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