コロナ感染者数激減の理由は・・・わからない?
知りたいことは・・・新聞で学べ。私はそう思っています。
8月には1日2万人を超える新規感染者が報告されました・・
あの頃、こんな御時世に五輪を開催するからこんなことになると、
多くの感染症専門家とかリベラルを気取る人たちが、声を大きくしていました。
しかし、現実はワクチン接種が進んだ他国で感染再拡大が伝わる中、
日本の減り方が際立っています。この急減の理由っていったい「なぜ」なんだろうか・・
私は知りたいのです。なぜ、コロナ感染が急減しているかを・・・
日経がオピニオンのページで3名の学者がその疑問に応えてくれました。
口を開けば感染拡大は永久に収まらないような悲観的な発言を繰り返す・・
日本感染症学会の前理事長氏・・一つの要因では説明できない・・が
「ワクチンの効果と基本的な感染対策の徹底が非常に強く出たため」だと。
と言いながらも無症状の「不顕性感染」者が多く、一時的な集団免疫効果が
強く表れた結果だと言っています。なるほどとはとても思えませんね。
ガン専門の日本学術振興会学術システム研究センターの顧問氏は
「政府分科会・尾身茂会長は、いくつかの原因をあげたが、人流が減った。
自宅療養中の患者の死亡報道を受け、国民が対策を強めた」からだと言うが、
それだけでは新規感染者の下降の速度を説明できない。
ではとなると、遺伝子領域に変異が追加され、感染症が失われるといったことが
起きたのではないか。行動規制の効果は不明だと・・・ではいったいなぜ。
ウイルス学を研究・阪大感染症総合教育研究拠点のトップ氏は・・
ズバリ「新規患者数が日本で急減した理由はわからない」と言う。
ワクチン接種が進んだことが指摘されるが
海外の例をみるとワクチンだけでは説明できないからだと。
患者の激減はウイルス側に理由があるかも知れない。
強い感染力を誇るデルタ株はあまりに多くの変異を起こし過ぎて人間に感染した時に
増えるのに必要な物質を作らせる遺伝情報が壊れるなどして自滅しているのではないかと。
だったら、第6波を警戒する必要もないのだが・・
新聞は知らないことを分からないと教えてくれた。それはそれで凄いと思う。
それにしても・・・我らが政府分科会の尾身会長は、コロナ新指標を発表。
なぜ、感染者が激減したかなどには全く関心がないようです。
新指標は「感染状況を医療が逼迫しない水準に抑え、社会経済、日常生活を
取り戻すことが目標だ」と・・・今までの方針を変えました。
でもです。感染がゼロなら指標などいらないのです。
それを医療逼迫の度合いで指標を決めることに何の意味があるのでしょうか・・
次なる感染に備えてだそうです。如何にも最もらしいですが・・
感染者数が激減しても・・なぜか気持ちが悪い。
それは理由がはっきりしないからです。
尾身会長は、今、なぜ、感染者が激減したのかを
記者会見では語るべきではないでしょうか・・・
でないと、新指標は為にする指標でしかないと思う。Goto
コロナ新指標に思う・・・

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