選民思想

東京では・・・新たな常態の社会生活がスタートしていました。
昨日は久々に江戸へ。二つ驚いたことがあります。
東京駅から新橋へ、人の多さには驚きませんが、マスクを嵌めていない人が
ひとりもいない。見渡す限り、全員がマスクです。驚きました。
もう一つは、人との再会の嬉しさです。
やはりリアルに人と会って、コミュニケーションを深めることの大切さ。
相手の息遣いに会話以上の何かが体内に染み込んできます。
リモートやオンラインでは味わうことができません。新鮮な驚きです。
9月末に総選挙が実施され、与党が絶対安定多數を獲得・・・
岸田政権が動き出した時点で、安倍・菅と続いた感染拡大、医療の逼迫など
コロナ禍対応を背景に起こった権力闘争は、まさに「政治の季節」でしたが・・
10月以降・感染者の激減と同時に「経済の季節」に舵が切られました。
岐阜の田舎では感じることができない、さすが東京です。
仕事に立ち向かう逞しさと申しますか・・行き交う人々に、
ほとばしるようなエネルギーが溢れていました。
飲食の規制が基本解除されたこともあるのでしょう。
そして、師走に入るからなのかも知れません・・・
新橋の飲食街も人で溢れ、活気に満ちていました。
いくら地方が感染者ゼロの日が続いても・・
東京が元気にならねば、日本が元気になることはないと実感しました。
お目に掛かった方は5人ほどですが、どなたからも、辛く苦しかった、
緊急事態宣言下の恨み節も聞きません、不安も感じませんでした・・
むしろ、明日に向かっています。未来を見据えておられました。
もちろん、感染対策は怠らず、いや、どなたも、むしろ慎重を期しておられます。
久々の東京出張で、マスクといい、再会の息遣いといい・・・
日本人は独自の防御法と経済の季節を掴んだように思いました。
「選民思想」ではありませんが、他国とは違うことを妙に実感しています。
オミクロンなる変異株が注視されていますが・・・
専門家は注意を促していますが、国民はそれ以上に、ウイルスの怖さを知りました。
大丈夫です。第6波は来ない・・・コロナ禍以前とは違う・・
新たな常態の師走が訪れたと思います。Goto

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