コロナ規制緩和・・・

政府は、「ワクチン接種・陰性証明書」の概要を示すべきです。
今日で霜月も終わりです。新たな変異株、誰も分からぬ不安がありますが・・
明日から師走・・・歳月人を待たずとは申しますが
コロナに明けコロナに暮れ、そして馬齢を重ねる・・如何にも如何にもです。
とは申せ、2021年もまだ31日間あります。気を引き締めて参りたい。
政府は感染者数の著しい減少を踏まえて「ウィズ・コロナ」の道を探り始めました。
経済が一年で最も動く師走です。ぜひ、思い切って経済社会活動の再開に舵を切ってもらいたい。
それにはまず「ワクチン・検査パッケージ」の仕組みをはっきりさせることです。
敢えて、苦言を呈せば・・・いつまでモタモタしているのだ・・・
国民の80%近くが2回のワクチン接種を終えているのです。
早急にワクチン接種歴の証明書を発行することが経済社会活動を動かす道です。
それが、未だに実証実験を繰り返しています。
でも政府は慌ててはいないようです。
19日に・・・行動帰省を緩和し、感染リスクを抑えながら、緊急事態宣言、
蔓延防止下でもワクチン接種や陰性証明を条件に飲食やイベントの人数制限を
撤廃する基本的方針を改めました。
問題は条件の基本である・・・「ワクチン接種や陰性証明」の発行する仕組みが
決まっていないことです。基本が何も決まっていないのに、規制緩和を先行させてどうするか。
デジタル庁は・・・12月中下旬にワクチン接種証明書のアプリを開発する予定で、
マイナンバーカードによる厳格な本人確認ができるようにしたいと・・
考えているようですが・・・そこまでやるとなると、まず、マイナンバーカードを
国民が持たねばなりません。そうなれば12月にできるとは思えない。
各自治体は待っていられないと、独自に運用する接種証明アプリを次々と登場させています。
あるところまでは、都道府県に権限を与え、あるところでは、政府の権限を振りかざす、
コロナ禍での混乱があるとすれば、そのチグハグな政府の姿勢です。
政権も代わったのです。批判をしても仕方がないのですが・・・
少なくとも、社会経済対策に超大型の補正予算を組み、社会経済活動を動かそうとしているならば
基本となる「ワクチン接種・陰性証明」を全国一律の方針を決めるべきです。
デジタル庁を逃げに使わないで・・・
概要と形式を決め、都道府県に通達するだけではないですか。
もちろん、決め兼ねているいちばんの理由は、
ワクチン接種ができない人に対する配慮をどうするかということです・・・
陰性証明書の定期化で処理するしかありません・・・
面倒でもそこは義務化せねばなりません。Goto

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