来年の日本経済は好景気に向かうのではないでしょうか・・・
緊急事態宣言・蔓延防止の解除から約2ヶ月が経ちました。
不安視される感染者数も東京で5人とか7人と報じられれば・・消費者心理も前に向きます。
コロナ禍で低迷を余儀なくされていた個人消費も回復の兆しが出てきました。
新たな変異株の登場も、不安ではありますが、
国民の間に一定の緊張感が生じて良いのではないでしょうか。
街角の消費動向をウォッチしてみます。
11月下旬に入り急に冷え込みました。北国では雪、他の地域でも木枯らしが。
となりますと、衣料品、冬物が動きます。去年は巣篭もり状態の冬。。。
自粛・自粛で外出もままなりませんでした・・・
行動制限も緩和されました。イベントや外食の予定も入っています。
となりますと、一昨年の服ではねぇ・・ここは新調するか。そんな心理でしょうか。
日本百貨店協会が発表した11月1〜17日の全国百貨店の売上高は前年同期比約7%増・・
10月より増加幅が拡大したと・・・
なかでも、衣料品が復調、まだまだコロナ禍以前には戻りませんが・・・
売上増を衣料品が牽引するなど、絶えてないと、百貨店が沸いています。
外食産業もまだら模様ではありますが・・・焼肉チェーン店では前年同月比で10%増、
明らかに客が戻ってきたとの評価です。
旅行も観光各地の12月の予約人数がコロナ前の19年比で55%と半数まで回復。
大手の旅行会社は「この1ヶ月で顕著に予約が増えた」と需要の戻りを実感していると。
消費の回復を示すのは飲食や旅行だけではない・・クレジット会社のJCBでも
10月後半の国内消費がコロナ前の16〜17年同期と比べ5%増えたと。
国内で初めて緊急事態宣言が発令された昨年4月以降で最も高い伸びとなったと。
それに、21年度の補正予算で計上したGoToキャンペーンの積み残し分などを
消化できる状況にあります。社会経済活動を促進する超大型補正予算の審議が始まります。
時は師走・・・経済はマインドです。街角の消費ウォッチをするまでもなく・・
消費者の財布の紐は緩む状況下にあります。
敢えて申せば・・・原油の高騰によりガソリン代を始めとして、食品の値上げが
相次ぎます。となりますと、消費額は必然的に高くなります。
その傾向は悪いインフレですが・・・そもそもの消費は回復基調です。
功罪相半ばではありますが・・・コロナ感染者が再び拡大することがなければ、
個人消費が高まり・・新しい年は日本経済が好景気に向かうのではと期待しています。Goto
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