ヒトラーに憧れているのですねぇ。

菅直人老いたり、老兵は消え去るのみ・・・
ちょっと笑っちゃう話です。
立憲民主党の顧問・菅直人元首相、ツィッターで・・・弁護士・元大阪市長の橋下徹氏を
名指し「主張は別として弁舌の巧みさでは政権を取った当時のヒトラーを思い起こす」(1/21)と投稿しました。
菅元首相は私と同世代です。
彼が故市川房枝参院議員の手伝いをしていたころをよく知っています。
その後、市民運動を経て、何度か衆院選に挑戦、旧社会党から当選、
紆余曲折を経て民主党の代表となり、鳩山由紀夫さんの後、首相に上り詰めました。
菅首相当時の最大の出来事は東日本大震災です。
福島の原発事故の際、自衛隊にヘリから水を撒けとか、俺が現地にと
最高司令官が現場行ったことで、少なからず混乱が生じたことも被害を拡大した
要因だと言われています。激情型で、思慮分別よりも軽挙妄動が多い・・・
歴史上、もっともお粗末な首相だとのレッテルはあながち間違いではない。
そのせいで、とは申しませんが、民主党は瓦解、その後遺症は未だに尾を引いています。
因みにですが、同世代の赤松広隆議員は、今回の総選挙に出馬せず、潔く引退しました。
そんな、菅前首相が、市井のテレビコメンテーターを弁舌の巧みさはヒトラーだと
批判するのです。首相経験者の軽さを証明しました。私は笑っちゃいます。
首相経験までした政治家なら、自らの弁舌はどうなのか。
あの大惨事の折、国民を説得できたのか。言葉巧みでなくとも、
誠心誠意の言葉で、国民の共感を得ることができたのか・・・自分の無能を棚に上げ、
他者をヒトラー呼ばわりして批判するなど、見苦しい限りです。
もう少し言わせて貰えば・・・野党が分裂している現状をどう思っているのか。
その責任は菅さんにはないのか。有るとするならば、大所高所に立って、
為すべきことがあるのではないか。現職の代議士でしょ、
自分にとって都合の悪いことは頰被り。これでは、自民党政権の延命に手を貸している
ようなモノです。市川房枝先生がご存命ならば、青春の志を捨て保身に走るなら・・
引退しなさい。そして市民の中に飛び込みなさい。と叱ると思います。
ヒトラーと口走ったこと、即ち自分がヒトラーでありたいと思っている・・
年寄りの妄想でしかありません。やれやれ。老いたくはないものです。Goto

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