春の新聞週間

ロシア軍の残虐行為をなぜ写真で報じない。逃げてるな・・・
中日新聞の1面に衝撃的な写真が掲載されました。
キャプションには「3日、ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで
路上に横たわる後ろ手に縛られた人の遺体、地元の住民らによると
ロシア軍兵士に撃たれたという」・・・(ロイター/共同)
他紙は遺体を省いた写真を掲載しています。(写真参照)
毎日は・・破壊されたロシア軍の戦車を歩く女性=ウクライナの首都キーウ近郊ブチャ(AP)
朝日も毎日と同じ写真です。読売は破壊されたロシア軍の戦車のそばを歩く兵士の写真を。
中日は・・・この写真の掲載について「お断り」を入れました。
ウクライナの首都キーウ近郊の写真には遺体が写っていますが、
侵攻の実態を伝える重要な記録と考え掲載しました・・・と。
現地入りした海外メディアなどが路上に散乱する平服の遺体や
民家内で手足を縛られた遺体など残虐の「証拠」を記録しています。
ネット上には悲惨な写真や動画が流れています。
ロシア軍撤退後の「残虐行為」には日本を始め欧米各国の首脳が一斉に非難、
ロシアに対する新たな制裁に踏み切りました。
さて、私は問いたい。なぜ、朝日・毎日・読売は遺体を省いた写真を掲載したのかを。
敢えて申します。この新聞の軟弱さが、国民のためにはならないのです。
例え読者が目を覆う写真であっても、戦争の悲惨さを報じるにこれ以上の
写真はないではないですか。どうせとは申しませんが、記者たちはポーランドの
国境に待機して戦争の現場には足を踏み入れていないでしょう。
それはそれで仕方がないのかも知れませんが・・・
ロシア軍が撤退した場所にすら行かない日本の報道陣・記者の姿勢ならば、
せめて、海外のメディアの情報を正確に掴み、報道すべきではないでしょうか。
己の身の安全を第一に気を使っていて、真実の報道ができますか。
折しも、6日から春の新聞週間です。
いくら声高に新聞は真実を報道し、もっとも信頼性が高いメディアである。
新聞を購読して欲しいと叫んでも、後ろ手に縛られ虐殺され、街中に転がっている
無辜の民の写真すら・・・ビビって掲載しない新聞なんて、あまりにも情けない。
断りを入れながら、敢えて遺体を掲載した中日新聞のジャーナリズムに敬意を表します。
せっかくの新聞週間です。真実を伝えるとは如何なることかを問うて欲しい。Goto
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