政治は理想と現実の狭間・・・

原発再稼働の議論をしない政治もメディアもおかしくないですか・・・
原発を稼働すべき・・・オマエはバカか・・またまたお叱りを受けています。
「すみません」と謝りたいのですが、怒るだけで良いのでしょうか・・
「電気料金1年で3割高・・東電8月に9000円、12ヶ月連続値上げ」・・日経の見出しです。
貿易統計をもとに日経が算出した結果。
電力各社は「燃料費調整制度」に基づき、発電用燃料の輸入費の増減分を
電気代に転嫁できます。8月の電気料金は2022年の3〜5月の原油・液化ガス・石炭の
平均輸入価格を参考に決めます。
そうなのです。電気料金は燃料費と連動しています。
ですから、燃料費が上がれば、国会の審査も審議もなしで自動的に値上げできるのです。
日経は恐々・・・こう書いています。電気料金の引き上げが止まらないのは、
エネルギー政策と絡む。福島原発事故後、各社は原発を止めた分、火力発電で賄ってきた。
11年たっても原発の再稼働は進まず、再生可能エネルギーや蓄電池も足りない。
火力頼みの電源構成が、今の燃料高への価格耐性を弱めている・・・と。
日本だけではありません。欧米も同じです。EUは19年比で4割アップ。米は1割です。
燃料高とそれに伴う電気料金の高騰は各国のインフレを促す最大の要因です。
日経もそこまでは書きますが・・原発を再稼働せよとまでは記事にはしません。
ましてや、全国紙は・・電気料金の異常な値上がりについては言及しないようにしています。
そりゃ、記事にすれば、必然的に原発の再稼働に触れざるを得ないからです。
私は敢えて申し上げたい。朝日よ、毎日よ、読売よ・・・
家計を圧迫する元凶である電気料金の異常な値上がりの対策を論じなさい。
代替エネルギーの促進ならば・・今は間に合わないのですから・・
値上げを容認すると社説を打ちなさい。原発再稼働止む無しならば、
稼働絶対反対の人たちを恐れず、稼働すべしと社説を打ちなさいよ・・・と。
もう一度申し上げます。原発の再稼働に踏み切らないと・・・
年内には電気料金が19年の倍になりますよ。料金を上げずに済む原発があるのに・・
それを理解していながら、使わない「愚」に政治もメディアも頰被りは許せません。
現実主義者だと批判されますかねぇ。
政治は理想と現実の狭間を縫って行くものだと思うのですが・・
参院選もあるのです。原発再稼働の賛否は国民が決めることです。
どこかの政党が公約に上げねば選択肢はないのですが・・・また叱られますかねぇ。Goto

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