古武士

日銀の金融緩和政策の継続を支持します。
日銀・景気優先で・・利上げを強く否定。
金融緩和でコロナ禍からの回復途上にある日本経済を支えるためです。
黒田日銀総裁は金融政策決定会議後の記者会見で円安に懸念を示しながらも
為替対応での利上げは「合理的でない」と否定しました。
経済の仕組みは複雑です。ましてや金融政策となりますと、素人ではなかなか理解できません。
為替市場で円相場が急落・1ドル=140円台が目前です。日銀がこのまま大規模緩和を
続けて良いのかどうか。海外の中央銀行は相次ぎ利上げを決めています。
なんとも言いようのない。不安が過ぎるのですが・・・
それは世界84の中央銀行を調査したら、63中銀が前年同期の3.7倍の利上げをしているなどの
情報に惑わされているからなのかも知れません。
黒田総裁「米国との違いを指摘する声があるが、事実だと思うが絶対的なものではない」
「金利格差が拡大していない英国や韓国でも対ドルで通貨価値が大きく下落している」
「利上げによる円安抑制策も、少し金利を上げても円安が止まることは到底考えられない。
大きな引き上げは経済にダメージを与える」ときっぱり否定する見解を述べています。
私はこの記者会見の模様をニュースで見ながら。金利引き上げの効果がいかほどなのか、
引き上げれば、経済が回復するのか・・経済は日本一国だけでは如何ともし難いのですが、
海外の動きにいちいち振り回されている方が危険ではないか・・そんな風に感じました。
黒田総裁、任期は来年の4月までだそうです。
この10年、アベノミクスを金融緩和で牽引してきました。
その評価をどう見るのかは、エコノミストでも様々ですが。
私は円高・株安で低迷する日本経済を立て直した功績は大だと思っています。
消費者物価を2%上げる。そのためには海外がどうあろうが、ジタバタしない。
「企業収益が伸び、賃金が上昇するなかで物価上昇する好循環に」なるまでは
大規模緩和を続けると言い切る。総裁の態度はまるで、頑固一徹さを感じます。
同時に、絶えてなかった、自分がなんと言われようが、この国の経済の舵取りは
「俺がやる」その古武士ような気概に、迫力を感じます。
総裁の緩和政策を信頼して良いのではないか。そんな気がします。
どこまで耐えれるかどうか。誰にもわかりませんが・・一喜一憂せず・・・
ここは黒田総裁を信じ、全ての経済人が踏ん張るところではないでしょうか。Goto

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