どうしてこうなった?

国家予算の使い道を明らかにするのは・・国会の役割ですよねぇ。
先日・30年に渡り経営していた税理士事務所を後進に譲り・・悠々自適・・晴耕雨読、
晴耕はもちろんゴルフ三昧ですが・・・リタイアした先輩会計士とラウンドを
楽しみました・・・喜寿を過ぎても頭の回転は抜群、雨読も怠りない。
先生曰く「開口一番・君のところのなんていうのか家庭に配ってくる奴」
「情報誌です」「あれって、税務相談の広告効果が高いねぇ、利用しているよ」と・・
「若い人たちが地域に役立つ情報を・・と一生懸命作っています」
「ご期待に応えることができ嬉しいです。ありがとうございます」と礼を。
日経新聞、10月25日付・朝刊に・・・緑色を基調にした円グラフを中心に全面広告(写真参照)
たまさかですが、先輩会計士先生・・「こんな無茶苦茶な税の使い方をしていて、この国は
持つのかね?55年税と向き合ってきたが、酷い状態だよ」と印象的な言葉が。
コロナ対策と称して、この2年間、国家予算の7割以上の補正予算を組んだ政府。
その中でも・・・国会の承認が不要な予備費が12兆円。その使途が不明だと
日経は訴えるのです。
広告の目的は日経新聞を読みましょうという購読依頼です。
コピーの「どうしてこうなった?」とは・・
データを通して見つめてみると、世界には、思いも寄らない事実があふれている。
目の前の日常さえ根底から覆すような、数値化された「現実」。
なぜ、それは起こったのか?どう、これから変わっていくのか?
考え、伝える。そこにNIKKEIの使命はある。
WE THINK・・・・考え、伝える。より自由で豊かな世界のために・・
まぁ・・コピーは紙面には出ていませんが。
一見・この広告は日経の意見広告のようですが、ニュースの背景を数値化して読者に
事実をより深く追求しますという内容の商品広告ですが・・・(写真参照)
でも、この国家予算の予備費・12兆円の使い道、検証する価値があります。
政府が用意した12兆円の「コロナ予備費」、その9割は使い道不明なんてことはダメです。
本来ならば、野党の仕事ですが・・・どうも頼りない。
例えば、ワクチン購入は予備費からと聞いていますが、
どの製薬会社からいくらで、どれだけの量を購入して、現在はどうなっているのかとか、
医療機関への特別支出も予備費からと聞いています。どこにどれだけ支払ったのか・・・
政治がやらねば・・・日経がやる。その覚悟がにじんでいると読み取れる広告だと、
私は信じたい。それにしても会計士先生が指摘する税の使い方が麻痺しているとなると・・・
この国は大丈夫かと思う。Goto

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