交渉は相手に敬意を・・・

信長は道三との会談を正装で臨んだのだが・・・・

ドラマや映画のシーンになっていますので、ご存知の方も多いと思います。
戦乱が続く戦国時代の話です。尾張の国と美濃の国は長年に渡り覇権を競ってきましたが、美濃の斎藤道三の娘・お蝶と尾張の織田信長の政略結婚で、戦いの幕を閉じようとしてます。

信長は舅・道三との面会のため、岐阜を訪れます。
道三「どれどれ。尾張のばか息子・信長ってどんな奴だ」と事前見聞に。
そこで見た信長のファッション。袖丈の短い着物に縄の腰紐。馬上でアホずらを
晒しているじゃないですか。「なぁ〜んだ。信長って評判通りのうつけか」と
その装いで判断・・・こやつが尾張の城主なら、娘に諜報をやらせりゃ・・尾張は頂き。と思ったのでしょう。

いよいよ、面会の場面。道三は普段着のまま・・信長の待つ面会の席に。
道三、信長を見て驚いたねぇ。なんせ、朝廷から受けた「官位の正装」でひれ伏して道三を迎えたのですから。えっ・・・こやつただ者ではないわい。これで、二人の関係は一転。道三は信長を認め、喜んで娘を差し出したそうな。

斉藤家は嫡男の龍興が後を継ぎ、道三を暗殺。信長はその混乱に乗じて、
美濃を攻め制圧した。そして岐阜に居を構え、天下統一の足掛かりを得て
「天下布武」の旗印を掲げ一気に京へ・・・・。

ウクライナのゼレンスキー大統領・トランプ大統領との首脳会談に。
結果はご案内の通り、ゼレンスキー氏が「礼儀を欠いた」と批判され、
会談は物別れに終わった。ビジネスマンのトランプ大統領。ウクライナの豊富な鉱物資源の利権を差し出せば支援を続けるが・・・そんなことできへんとゼレンスキー。それで米国の支援を切られてたウクライナ軍は窮地に陥っている。

俺が大統領になったら。数ヶ月でロシア・ウクライナ戦争は解決してみせると
豪語する。しかし、収束に向けウクライナを手の内に入れたが、現実はそんな簡単なものではない。ロシアのプーチン大統領も強かである。まぁ・・トランプ大統領だから前に進んでいるのだが・・・・

そこでです。
もしも、ゼレンスキー大統領がトランプ大統領と同じ、
スーツ姿で会談に臨んだとしたら・・・状況は一変したであろうか。

会談でゼレンスキー氏が着たのは「胸にウクライナの国章が入った黒い長袖のシャツ。ゼレンスキー氏はカーキ色のTシャツやトレーナーで公の場に姿を見せており、装いによって軍との連帯を示している。彼一流の姿勢である。

しかし、トランプ氏の側近は会談に先立ち「ホワイトハウスでは軍服を
脱ぐ方が礼儀正しい」と何度も伝えたという。一方、ウクライナ外務省は
「スーツを着ないのは失礼」との騒動に「戦禍の中、ウクライナのスーツは普段とは違って見えるかも知れないが、究極の尊厳と共に身につけている」と釈明していた。

スーツを着て会談に臨もうが、軍服であろうが、結果は同じことだったと思う。
そんなことは枝葉末節なことである。しかし、トランプ大統領は、これ以上戦火に倒れる人々を見たくないという。それが仲介に入る理由だと繰り返す。

ゼレンスキー氏は、最大支援国の大統領の思いをどれだけ忖度すべきだったか・・・私は企業戦士として、仕事の場に向かう場合はスーツにネクタイです。なぜなら、お会いするすべての方々に最大限の敬意を払うのが、人として当たり前だからです。だから、ここいちばんの信長に見倣っています。Goto

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