言葉遊びをしている経団連って、平和ボケしてませんかねぇ・・・
経団連・日本資本主義の総本山です。新卒ではない採用を「中途採用」から
「経験者採用」に統一するよう会員企業に呼びかけました。理由は「中途」が与える
消極的な印象を払拭し、円滑な労働移動を促して経済の活性化につなげるのが狙いだとか。
名は体を表すと申します。名称・呼び名はとても重要です。
経団連が多様な働き方改革の一環として「中途採用」という呼び方を変更するに
依存はないのですが・・・であるならば「新卒採用」も変更してはどうでしょうか。
どちらも、採用に違いないのですから・・・それと経団連って、お高く止まっているのか、
00年代に入ってから「春闘」の呼び方をやめて「春季労使交渉」に変更しましたが、
一向に浸透せず、新聞もカッコ書きで使用する程度、いまだに誰も使っていません。
新卒であろうが、そうでなかろうが、採用は採用です。
ですから、わざわざ新卒と付けなくても、採用で良いではないでしょうか。
今はまだ、大学の卒業は3月ですが、コロナ禍で話題になった教育改革は
海外に倣って、秋の年度替りにしてはどうかとの声も上がりました。
最近言われる世相で、学生が海外留学をしなくなったがあります。
そのいちばんの理由は・・・半年間のづれが時間の無駄だと言われています。
経団連の加盟社はそもそもが新卒オンリーなのですから、新卒だの
中途だの経験者だのは必要ないのではないでしょうか。
今、巷では大変な求人要求です。ポストコロナが鮮明になり、戦闘的な企業や
攻撃型の企業では、採用活動が盛んです。ですから、求人倍率が高くなっています。
求人環境は厳しい時代に入っています。中途をやめて経験者採用・・
なんとも悠長な言葉遊びをしている経団連って、やはり平和ボケなんでしょうか。
岸田政権の支持率が擁護派の読売新聞ですら・・・30%台に落ち込んでいます。
与党は7月の参院選で勝利し「黄金の3年間」を手に入れたのです。
街に貼られる岸田政権のポスター、標語は「決断と実行」です。
これって、虚しく思えませんか。だって決断しなければ実行などあり得ないのですから。
岸田さんも、聞く聞く詐欺はやめて決断して欲しいと思います。
もちろん、与党を支える経団連です。呼称変更などにうつつを抜かしていないで、
政権に決断と実行を迫り、経済浮揚の責務を担って欲しいと願います。
でないと、新卒であろうと中途であろうと、この国に優秀な働き手や
若者がいなくなってしまいます。・・・Goto
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